和田敬司の発言 (運輸委員会)
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○政府委員(和田敬司君) お答えいたします。
この法律の予定しております外客来訪促進地域でございますが、これは各地方におきまして固有の歴史、文化、自然、こういった観光資源を活用いたしまして、外国人観光旅客の利用に適したような宿泊拠点地区を有機的に結びまして、委員御指摘のように、外国人観光旅客が三泊から五泊程度で周遊できる、こういう観光ルートを整備するということを考え方としております。
この外国人観光客に来てもらうという来訪促進計画でございますが、これは都道府県が自主的に単独あるいは隣接の都道府県と共同しまして策定する考え方でございます。この際には、地域の特性を十分に発揮する、あるいは官民連携するという必要がございますので、周辺の市町村あるいは交通、観光関係の事業者の意見も十分反映するということとしております。
いつごろかという御質問でございますが、既に各都道府県からはこの法案に対しまして関心を寄せてきております。多くの都道府県で促進計画を策定するという意向を既に有していると承知しておるところでございます。これらの都道府県におきまして、この法案が成立後早い時期に広域的に連携した計画が策定されるということを期待しているところでございます。
また、海外へのアピール度ということを考えますと、スケールの大きい地域、広域的な地域として設定されることが望ましいと考えておりますので、各地方がおおむねブロック単位で取り組むということが予想されておりまして、全国で少なくとも十カ所程度は設定されるのではないかと予想しておるところでございます。
それで、この促進地域に東京が含まれるかどうかでございますが、外国人観光客にとりまして入り口、ゲートウエーとなる都市でございます東京でございますが、ここはもう既に外国人観光旅客の受け入れ体制の整備も進んでおりまして、来訪が非常に集中しているという状況にございます。一方で、地方圏については大変恵まれた観光資源が豊富にあるにもかかわらず、これまで十分にPRされていなかったということでございます。また、受け入れ体制も必ずしも十分ではなかったという状況にございます。こういうことで、この法案は、そうした地域へ外国人観光旅客に来訪してもらうということで外国人観光客全体の来訪を促進しようということでございます。
したがいまして、東京はこの法律の促進地域の対象として直接想定していないところでございます。しかしながら、東京はゲートウエー都市として地方の促進地域と連携を図りまして、全体的に外客の来訪促進になるように期待している次第でございます。