池田要の発言 (科学技術特別委員会)

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○説明員(池田要君) お手元の「動燃東海事業所におけるウラン廃棄物管理問題について」という資料で補足して御説明申し上げます。
 今回問題になっております施設は、昭和四十四年ごろまでに発生しましたウラン廃棄物を地下構造のコンクリート構造物内に保管している施設でございます。お手元の資料の六ページ以降にその場所でございますとか施設の概要を示してございます。
 八月二十六日から当庁職員がこの事業所に対しまして原子炉等規制法に基づきます立入検査を行ってございます。これまでに明らかになった点につきまして御報告申し上げます。
 ピットと呼んでおりますけれども、このピット内の各槽ともに水が滞留していたということでございます。また、貯蔵ピットに保管されております放射性廃棄物は、記録が保存されていないために正確な数量等は不明でございますが、製錬施設から発生した固体状のウラン廃棄物でございます。また、貯蔵ピットは二つあるわけでございますけれども、その一つは許可申請と異なって防水モルタル施工がなされていないという事実がございました。また、貯蔵ピットに水がたまって、これから放射性物質が検出されておったにもかかわらず、必要な措置が講ぜられていなかったということがございます。また、最近、その滞留水の処理を行った際に、法律に基づきます許可を得ていない蒸発処理設備等を用いていたといったことが判明してございます。
 こういった問題につきましては、原子炉等規制法上問題があると考えておりまして、この取り扱いについて今後さらに調査検討を行う予定でございます。
 なお、周辺の環境モニタリングにつきましては、専門家によって構成しますデータ評価検討会において分析をしてございますが、これまで環境、健康に影響を及ぼすようなものは発見されてございません。
 また、ほかの事業所につきましても同様な問題がないかどうか調べてございますが、これまでに同様な事態はないことを確認したところでございます。
 また、今回の立入検査につきましては、今後とも継続してまいります。
 なお、動燃事業団は周辺のボーリング調査等を行ってございまして、この施設周辺に放射性物質が漏れ出していないかどうかを見きわめるために、そのデータが得られ次第、専門家によりますデータ評価検討会において検討評価を行う予定にしてございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 池田要

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日付: 1997-09-25

院: 参議院

会議名: 科学技術特別委員会