池田要の発言 (科学技術特別委員会)
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○説明員(池田要君) 先生御指摘のとおりに、今回問題となってございますウラン廃棄物の貯蔵ピットにつきましては、昭和五十七年に、すなわちこの施設ができましてから十二年ほどたった段階でございますけれども、当庁職員がこの事業所の状況調査を行った機会がございました。
この施設は、そもそもウランの廃棄物を貯蔵しますような施設につきましては、つくる段階、許可の段階では必ずしもと申しますか、法律上、役所が施設検査等を行うようなことにはなってございません。こういった私どものむしろ任意の調査によりまして現場を見る機会がございました。その際に、底の方に水がたまっていたといった事実を見ております。そうしたことから、その水を取り除くこと、それから廃棄物に異常があった場合についての、管理についての必要な指導を行ったところでございました。
そういった改善指示に対しまして、当時、約一カ月後に動燃事業団からは改善状況について文書で報告を受けてございます。底の方にたまっておった水たまりは除去をした、それから対策に時間のかかる事項につきましては後日二次報告として報告するといった内容の答えでございました。しかしながら、この報告がないままに時間を経過したといったことでございました。
本件につきまして、その後動燃事業団がどのように対応したかといったことにつきましては、現在まだ立入検査の一環として調査中でございますけれども、科学技術庁といたしましても先生御指摘のとおりに、こうした現場を見る機会がありながら、組織としてその際に問題の所在ということを認識できておれば、改めてその調査を行うなど継続的にその解決に取り組むことができたのではないかと考えられるところでございます。この点は私ども反省しなければならないと考えてございます。
現在どうしているかといったお尋ねでございますけれども、今回このような時間を経まして、現状のような甚だ問題がある状況がわかってまいりました。現在立入検査をしているところでございますけれども、こういった状況を通じて問題点を明らかにすると同時に、このような不適切な状況は可能な限り早く改善するよう事業団に対して指導してまいりたいと考えております。