野沢太三の発言 (決算委員会)
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○野沢太三君 まず最初に、国鉄の長期債務について運輸省に質問をいたします。
国鉄改革から十年を経過し、残されました最重要課題が国鉄清算事業団の抱える長期債務の処理であります。当初三十七兆を超える債務をJR各社と清算事業団に振り分けまして、二十五・五兆円が清算事業団に残されました。この債務の処理方策としては、土地処分等の自主財源を充ててもなお残る債務等については最終的に国において処理するとの方針が改革の当初から再三にわたる閣議決定として確認され、また国会審議で承認をされているところでございます。
清算事業団債務は、この十年間に事業団の努力にもかかわらず累増しまして、平成九年度年初においては二十八・一兆に達しておるところでございます。しかし、国鉄改革の仕上げを行うためにも、あるいはこれから取り組む財政構造改革を進める上でも、もはやこの問題の先送りは許されないと考えるものでございますが、今回の概算要求で提案されました本格的処理方針の基本的な考え方はいかがなものであるか、大臣の御説明をいただきたいと思います。