松谷蒼一郎の発言 (建設委員会)
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○松谷蒼一郎君 今、緒方委員からお話がありましたように、建築基準法の規定について確認業務あるいは検査業務の一部を民間に委任しようという考え方は以前からございました。これについては建築審議会におきまして建設省が現在審議中であるというように聞いております。ただ、それをどういう形でまとめて国会に提案するのか、その内容あるいはその時期等については政府で検討をしているところでありますので、私どもは存じません。
ただ、私どもが今回提案をしようとする建築士法の改正案はそういうような建築審議会で審議をされているものとは若干異なりまして、さきの阪神大震災におきまして、建築設計とその設計によりきちっと行われていれば当然安全であった建物、あるいは建築設計そのものが当初の契約とそごを来して十分な安全度を確保できなかった等々のために非常に多くの建築物の倒壊というような結果を招来いたしました。その反省に立って、建築設計事務所の質の向上、あるいは建築設計の契約のあり方、あるいは建築設計事務所の運営、経営のあり方等について十分合理的な制度の改正を図るべきである。さらに、建築設計事務所を構成員とする団体につきましても、できるだけ適正な運営を図って全体の質の向上を図るようにしようではないかというのが目的となってこういうような法案になったわけでありますから、ただいま建築審議会で審議されていることと直接的な関係はないものであります。