高木俊明の発言 (厚生委員会)

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○政府委員(高木俊明君) これは窓口でいわゆる事務的に御説明いただくということだとなかなか理解しにくい面があろうかと思いますが、やっぱり基本的には我が国の現在の医療保険制度の財政状況が非常に窮迫をしているということがまずベースにありますから、そのことをよく御理解いただかないといけないというふうに思います。
 そういった中で、やはりもう一つには医療費における薬の占める割合というのが我が国は非常に高いという問題がございます。そういった薬のいわゆる使い過ぎといいますか、そういった問題を適正化していくという観点がやはり必要であるということについて御理解いただかなきゃいけないというふうに思います。
 そういったベースのもとで御説明しないといけないわけでありますが、まず従来の医療費全体に対する定率の負担、これはいわゆる受益と負担の公平というふうな角度からお願いしているわけですが、さらに薬に着目いたしまして、先ほど申し上げましたような政策的な目的のもとに、このたび従来の医療費全体に対する定率負担に加えまして別途薬だけに着目した御負担をお願いする、それはまさに薬の適正化、それはまた国民にとっても望ましいことであるというふうに思うわけであります。
 そういった意味で、私どもとしては、従来の負担に上乗せする形でありますけれども、このような形でお願いをしているということでございまして、二重負担ということがよく言われるのでありますが、我々としましては、いわゆる鏡もちが二段重ねになっておりますような格好で上乗せしてお願いしている、こんなふうに考えておりまして、これらについて実際に実施するに当たりましては、厚生省はもとよりでありますけれども、関係団体等の御協力を得ながら国民の皆様方に御理解を賜らなきゃいけないというふうに考えております。

発言情報

speech_id: 114014237X01319970527_008

発言者: 高木俊明

speaker_id: 28149

日付: 1997-05-27

院: 参議院

会議名: 厚生委員会