厚生委員会
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会
会議録情報#0
平成九年五月二十七日(火曜日)
午前九時三十一分開会
—————————————
委員の異動
五月二十六日
辞任 補欠選任
木暮 山人君 林 久美子君
五月二十七日
辞任 補欠選任
林 久美子君 星野 朋市君
—————————————
出席者は左のとおり。
委員長 上山 和人君
理 事
尾辻 秀久君
佐藤 静雄君
和田 洋子君
菅野 壽君
委 員
大島 慶久君
塩崎 恭久君
田浦 直君
中島 眞人君
長峯 基君
南野知惠子君
宮崎 秀樹君
林 久美子君
星野 朋市君
水島 裕君
山本 保君
渡辺 孝男君
今井 澄君
西山登紀子君
釘宮 磐君
国務大臣
厚 生 大 臣 小泉純一郎君
政府委員
厚生大臣官房総
務審議官 中西 明典君
厚生省健康政策
局長 谷 修一君
厚生省保健医療
局長 小林 秀資君
厚生省薬務局長 丸山 晴男君
厚生省社会・援
護局長 亀田 克彦君
厚生省老人保健
福祉局長 羽毛田信吾君
厚生省保険局長 高木 俊明君
社会保険庁運営
部長 真野 章君
事務局側
常任委員会専門
員 大貫 延朗君
説明員
文部省高等教育
局医学教育課長 寺脇 研君
—————————————
本日の会議に付した案件
○健康保険法等の一部を改正する法律案(内閣提
出、衆議院送付)
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この発言だけを見る →午前九時三十一分開会
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委員の異動
五月二十六日
辞任 補欠選任
木暮 山人君 林 久美子君
五月二十七日
辞任 補欠選任
林 久美子君 星野 朋市君
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出席者は左のとおり。
委員長 上山 和人君
理 事
尾辻 秀久君
佐藤 静雄君
和田 洋子君
菅野 壽君
委 員
大島 慶久君
塩崎 恭久君
田浦 直君
中島 眞人君
長峯 基君
南野知惠子君
宮崎 秀樹君
林 久美子君
星野 朋市君
水島 裕君
山本 保君
渡辺 孝男君
今井 澄君
西山登紀子君
釘宮 磐君
国務大臣
厚 生 大 臣 小泉純一郎君
政府委員
厚生大臣官房総
務審議官 中西 明典君
厚生省健康政策
局長 谷 修一君
厚生省保健医療
局長 小林 秀資君
厚生省薬務局長 丸山 晴男君
厚生省社会・援
護局長 亀田 克彦君
厚生省老人保健
福祉局長 羽毛田信吾君
厚生省保険局長 高木 俊明君
社会保険庁運営
部長 真野 章君
事務局側
常任委員会専門
員 大貫 延朗君
説明員
文部省高等教育
局医学教育課長 寺脇 研君
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本日の会議に付した案件
○健康保険法等の一部を改正する法律案(内閣提
出、衆議院送付)
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上
上山和人#1
○委員長(上山和人君) ただいまから厚生委員会を開会いたします。
委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君が選任されました。
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この発言だけを見る →委員の異動について御報告いたします。
昨二十六日、木暮山人君が委員を辞任され、その補欠として林久美子君が選任されました。
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上
上山和人#2
○委員長(上山和人君) 健康保険法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
この発言だけを見る →本案につきましては既に趣旨説明を聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。
質疑のある方は順次御発言願います。
田
田浦直#3
○田浦直君 おはようございます。自由民主党の
田浦直でございます。
健保法等改正案につきまして御質問させていただきたいと思います。
これまでの経過をずっと見ておりますと、初めは一部負担金が定率だという話があり、それが定額に変わり、その定額も政府案、その後には修正案というものに変わってきたわけでございます。また、政管健保の保険料率も千分の八十二から八十六、今回は八十五というふうに変わっておるわけでございます。その間の経過が私どもには一つも目に見えてこないわけです。どういう理由でこう二転、三転しておるのか、その辺が私ども当事者以外の者にはよくわからないんじゃないかなと
いうふうに思っているわけでございます。
そういう意味で、まず冒頭に大臣の方にその辺の経過についての御意見なり御感想なりをお尋ねしたいというふうに思います。
この発言だけを見る →田浦直でございます。
健保法等改正案につきまして御質問させていただきたいと思います。
これまでの経過をずっと見ておりますと、初めは一部負担金が定率だという話があり、それが定額に変わり、その定額も政府案、その後には修正案というものに変わってきたわけでございます。また、政管健保の保険料率も千分の八十二から八十六、今回は八十五というふうに変わっておるわけでございます。その間の経過が私どもには一つも目に見えてこないわけです。どういう理由でこう二転、三転しておるのか、その辺が私ども当事者以外の者にはよくわからないんじゃないかなと
いうふうに思っているわけでございます。
そういう意味で、まず冒頭に大臣の方にその辺の経過についての御意見なり御感想なりをお尋ねしたいというふうに思います。
小
小泉純一郎#4
○国務大臣(小泉純一郎君) 一番わかっていると思われる方からわかっていないと言われて、私の方は戸惑うぐらいなんですけれども。
それだけいろいろな立場の方がおられる。また、医療関係、健保法関係の法案というのは多くの関係者が注目し、それぞれの立場というのが利害相反する面もあるのではないか。同時に、国民に対して負担をお願いするという立場から、いかに国民負担を軽減するかという考えでそれぞれの政党、それぞれの団体で考えが違うのではないかという一つのあらわれだと思っております。
どうしてなのかといいますと、政府側といたしましては、審議を国会にゆだねているわけでありますので、むしろ政党間、議員間の調整にまっしかない。あえて政府としては原案で御審議いただいたわけでありますけれども、それがなかなかうまくいかないということは、それだけ政府案を理解していただくのは難しいと。そういう中においては、国会での各党派間の調整に任せるしかないというのが政府側の立場でありますので、その辺の事情はよく委員もおわかりだと思います。いろいろ修正案も出ているようであります。私としては、政府案としての案をぜひとも御理解いただければと思いますけれども、最終的には国会の審議
にまっしかないと思っております。
この発言だけを見る →それだけいろいろな立場の方がおられる。また、医療関係、健保法関係の法案というのは多くの関係者が注目し、それぞれの立場というのが利害相反する面もあるのではないか。同時に、国民に対して負担をお願いするという立場から、いかに国民負担を軽減するかという考えでそれぞれの政党、それぞれの団体で考えが違うのではないかという一つのあらわれだと思っております。
どうしてなのかといいますと、政府側といたしましては、審議を国会にゆだねているわけでありますので、むしろ政党間、議員間の調整にまっしかない。あえて政府としては原案で御審議いただいたわけでありますけれども、それがなかなかうまくいかないということは、それだけ政府案を理解していただくのは難しいと。そういう中においては、国会での各党派間の調整に任せるしかないというのが政府側の立場でありますので、その辺の事情はよく委員もおわかりだと思います。いろいろ修正案も出ているようであります。私としては、政府案としての案をぜひとも御理解いただければと思いますけれども、最終的には国会の審議
にまっしかないと思っております。
田
田浦直#5
○田浦直君 そういうこともきっとあるだろうと思うんですが、私はやっぱり法案をつくられる前に患者さんの声とかあるいは現場の声をよく聞いてつくっておらないからまたそれを変えるというような事態も起こってきたのではないかなというふうに推測をいたしております。
そこで、この間の法案について具体的にちょっとお尋ねをしたいと思うんですが、例えば厚生省案では薬の一部負担金、これ一種類十五円というのが出ました。それが今度は修正をされまして、薬の種類によって四百円、七百円、千円というふうに負担が変わる今度の案が出ているわけですね。この数字の根拠というのは一体どこにあるんだろうか。十五円から今度は四百円とか、関連性がちょっと感じられないわけですが、その辺の根拠はどういうことなんですか。
この発言だけを見る →そこで、この間の法案について具体的にちょっとお尋ねをしたいと思うんですが、例えば厚生省案では薬の一部負担金、これ一種類十五円というのが出ました。それが今度は修正をされまして、薬の種類によって四百円、七百円、千円というふうに負担が変わる今度の案が出ているわけですね。この数字の根拠というのは一体どこにあるんだろうか。十五円から今度は四百円とか、関連性がちょっと感じられないわけですが、その辺の根拠はどういうことなんですか。
高
高木俊明#6
○政府委員(高木俊明君) まず政府案でございますけれども、このたびお願いしております薬剤費の一部負担、これは、我が国の場合非常に薬剤が多用されているというようなことに着目しまして、その適正化をお願いしたいということで考えたわけでございますが、その際、基本的には、お年寄りについて薬剤費の一部負担をお願いするに当たりましても、おおむね一割程度の御負担をお願いしたいという考え方をまずベースにいたしました。そういたしますと、老人の薬剤費の一種類一日分の額、これはこれまでのデータに基づきまして算出いたしますと、これが百五十円程度でございます。その一割ということで十五円ということにいたしたわけでございまして、政府案では薬につきましては一種類一日につき十五円、こういうようなことでお願いをしたわけでございます。
このたびの衆議院におきます修正の考え方でございますけれども、これは種類数の区分、それから負担額の設定、これに当たりまして、それぞれの各区分における平均薬剤種類数、区分は二から三種類、それから四から五種類、六種類以上となっておりまして、一種類の場合はこれは負担が要らない、こういう格好になっております。
例えば二から三種類でありますと、平均二・五種類ということで計算いたしまして、それに老人の一日一種類分の、これは内服薬の平均的な薬剤費の額、この一割ということでこれは十三円という計算になります。それからさらに、内服薬の平均投与日数、これが十二・五日ということになっておりまして、それを掛けたもの、要するに二・五種類掛ける十三円掛ける十二・五日ということで四百六円という額が出てまいりますが、これを四百円という格好にいたしたというふうに承知をいたしております。それから、四から五種類の場合も同じような考え方で計算いたしましてこれが七百円、それから六種類以上は千円、このような形に一部負担をお願いしたということで私ども承知いたしておるところでございます。
この発言だけを見る →このたびの衆議院におきます修正の考え方でございますけれども、これは種類数の区分、それから負担額の設定、これに当たりまして、それぞれの各区分における平均薬剤種類数、区分は二から三種類、それから四から五種類、六種類以上となっておりまして、一種類の場合はこれは負担が要らない、こういう格好になっております。
例えば二から三種類でありますと、平均二・五種類ということで計算いたしまして、それに老人の一日一種類分の、これは内服薬の平均的な薬剤費の額、この一割ということでこれは十三円という計算になります。それからさらに、内服薬の平均投与日数、これが十二・五日ということになっておりまして、それを掛けたもの、要するに二・五種類掛ける十三円掛ける十二・五日ということで四百六円という額が出てまいりますが、これを四百円という格好にいたしたというふうに承知をいたしております。それから、四から五種類の場合も同じような考え方で計算いたしましてこれが七百円、それから六種類以上は千円、このような形に一部負担をお願いしたということで私ども承知いたしておるところでございます。
田
田浦直#7
○田浦直君 それと、今回の薬の一部負担ですね。私どもが診療行為をする、その中には診察をするとか検査をする、あるいは薬を出す、手術をする、こんなことがあるわけですね、医療行為の中で。これのすべてに例えば健保本人であれば二割を掛けるわけです。そのほかに薬はまた別に一部負担を取るというのがどうしてもわかりにくいわけですね。薬を外したものから二割を取って、薬代はまた一部負担を別につくるんだということであれば、これはまた理解できないこともないんですが、全部に二割をかぶせておいて薬代はまた別だというのは、これは恐らく診療所あたりでは窓口で患者さんが聞かれるんじゃないか、そんなときにどう返事をするのかということがあり得るだろうと思うんですね。そういう混乱が窓口で起こると大変です。
局長、受付窓口の係員と言ったら非常に悪いですが、にひとつなっていただいて、今のような質問があったらどうお答えになるか、お尋ねをしたいと思うんです。
この発言だけを見る →局長、受付窓口の係員と言ったら非常に悪いですが、にひとつなっていただいて、今のような質問があったらどうお答えになるか、お尋ねをしたいと思うんです。
高
高木俊明#8
○政府委員(高木俊明君) これは窓口でいわゆる事務的に御説明いただくということだとなかなか理解しにくい面があろうかと思いますが、やっぱり基本的には我が国の現在の医療保険制度の財政状況が非常に窮迫をしているということがまずベースにありますから、そのことをよく御理解いただかないといけないというふうに思います。
そういった中で、やはりもう一つには医療費における薬の占める割合というのが我が国は非常に高いという問題がございます。そういった薬のいわゆる使い過ぎといいますか、そういった問題を適正化していくという観点がやはり必要であるということについて御理解いただかなきゃいけないというふうに思います。
そういったベースのもとで御説明しないといけないわけでありますが、まず従来の医療費全体に対する定率の負担、これはいわゆる受益と負担の公平というふうな角度からお願いしているわけですが、さらに薬に着目いたしまして、先ほど申し上げましたような政策的な目的のもとに、このたび従来の医療費全体に対する定率負担に加えまして別途薬だけに着目した御負担をお願いする、それはまさに薬の適正化、それはまた国民にとっても望ましいことであるというふうに思うわけであります。
そういった意味で、私どもとしては、従来の負担に上乗せする形でありますけれども、このような形でお願いをしているということでございまして、二重負担ということがよく言われるのでありますが、我々としましては、いわゆる鏡もちが二段重ねになっておりますような格好で上乗せしてお願いしている、こんなふうに考えておりまして、これらについて実際に実施するに当たりましては、厚生省はもとよりでありますけれども、関係団体等の御協力を得ながら国民の皆様方に御理解を賜らなきゃいけないというふうに考えております。
この発言だけを見る →そういった中で、やはりもう一つには医療費における薬の占める割合というのが我が国は非常に高いという問題がございます。そういった薬のいわゆる使い過ぎといいますか、そういった問題を適正化していくという観点がやはり必要であるということについて御理解いただかなきゃいけないというふうに思います。
そういったベースのもとで御説明しないといけないわけでありますが、まず従来の医療費全体に対する定率の負担、これはいわゆる受益と負担の公平というふうな角度からお願いしているわけですが、さらに薬に着目いたしまして、先ほど申し上げましたような政策的な目的のもとに、このたび従来の医療費全体に対する定率負担に加えまして別途薬だけに着目した御負担をお願いする、それはまさに薬の適正化、それはまた国民にとっても望ましいことであるというふうに思うわけであります。
そういった意味で、私どもとしては、従来の負担に上乗せする形でありますけれども、このような形でお願いをしているということでございまして、二重負担ということがよく言われるのでありますが、我々としましては、いわゆる鏡もちが二段重ねになっておりますような格好で上乗せしてお願いしている、こんなふうに考えておりまして、これらについて実際に実施するに当たりましては、厚生省はもとよりでありますけれども、関係団体等の御協力を得ながら国民の皆様方に御理解を賜らなきゃいけないというふうに考えております。
田
田浦直#9
○田浦直君 今の御説明ではやはり患者さんにはわからないと思うんですね。また、窓口で説明する人もわからない。患者さんは保険の一部負担をしているという感覚じゃないんですよ。病院の値上げでこれだけ高くなったんだというふうな感覚ですから、やはり病院に聞くわけですよね。
私は、やはりこの際、患者さんに向けて政府なりあるいは保険者なりがそこをよく理解できるように説明をしてやってほしいと思うんですね。一部の先生方では窓口でこの説明をさせられてはたまらないというふうな御意見もたくさんあるわけですが、そういった国民あるいは患者に向けてのパンフレットでも、あるいはマスコミを使ってでも、あるいは集会をしてでも、とにかくそういうトラブルが起こらないようにやっていただきたいと思うんですが、その点について御返事をお願いします。
この発言だけを見る →私は、やはりこの際、患者さんに向けて政府なりあるいは保険者なりがそこをよく理解できるように説明をしてやってほしいと思うんですね。一部の先生方では窓口でこの説明をさせられてはたまらないというふうな御意見もたくさんあるわけですが、そういった国民あるいは患者に向けてのパンフレットでも、あるいはマスコミを使ってでも、あるいは集会をしてでも、とにかくそういうトラブルが起こらないようにやっていただきたいと思うんですが、その点について御返事をお願いします。
高
高木俊明#10
○政府委員(高木俊明君) この法律施行に当たりましては、やはりその点について十分説明の努力を私どもあらゆる手段を通じてやっていきたいというふうに思いますし、また我が国の医療保険制度がこれから健全に運営される上においてもその理解を深めることが非常に重要だと思いますから、努力をしていきたいと思っております。
この発言だけを見る →田
田浦直#11
○田浦直君 それから、この修正案を見てみますと、やはり大病院にとっては有利だ、町の診療所にとってはやっぱり不利だという感じがします。例えば、大学病院なんか薬を長くやることが多いわけですね。でも、町医者というのは、やはり二、三日置きに顔を見ながら、血圧をはかりながら、患者を観察しながら薬を変えていくわけですね。そうすると、そのたびに薬代を取らなければならないということが生じできますね。あるいは、老人にとっては有利ではないかな、子供にとってはこの面は不利だという感じがします。
老人は慢性の疾患であれば長く薬をもらってもいいけれども、例えば子供であれば、引きつけを起こしたとか熱が出たとか下痢をしたとかいうことで小児科に診察をされたら、やはり薬としては二日分か三日分しか出さないと思うんですよね。それでも同じ、一カ月出しても同じということであれば、これは小児科の先生にとっては、あるいは子供のお母さんにとっては大変な負担になるんじゃないかという気がするわけですね。
そういうふうな大病院と診療所、あるいはお年寄りと子供、そういったものに対して負担料がかなりの差が生じるのではないかというふうに推測されるんですが、その点、そう思われますか。
この発言だけを見る →老人は慢性の疾患であれば長く薬をもらってもいいけれども、例えば子供であれば、引きつけを起こしたとか熱が出たとか下痢をしたとかいうことで小児科に診察をされたら、やはり薬としては二日分か三日分しか出さないと思うんですよね。それでも同じ、一カ月出しても同じということであれば、これは小児科の先生にとっては、あるいは子供のお母さんにとっては大変な負担になるんじゃないかという気がするわけですね。
そういうふうな大病院と診療所、あるいはお年寄りと子供、そういったものに対して負担料がかなりの差が生じるのではないかというふうに推測されるんですが、その点、そう思われますか。
高
高木俊明#12
○政府委員(高木俊明君) 今回の修正案では、種類数についても四つにグルーピングしておりますし、それから投与日数については平均的な日数を使用して定額を計算しておりますから、どうしてもやはりこういつた平均的な数字を用いて定額を決めているということになりますと、その平均を下回った場合、上回った場合、当然そこにケースがいろいろ出てまいります。そういったケースによりまして負担額の割合に違いが出てくるということは起こり得るわけであります。
問題は、政府提案の場合ですと、これが種類数、それからまた日数をそれに応じてそれぞれ額を定めるということになっておりましたけれども、今回の修正の考え方といたしまして、政府案は非常に実務的に煩雑であるということでこのような修正が行われたというのが一つの理由でございますから、そこら辺のところのバランスという点を考えた場合にはやむを得ない面があるかなというふうに考えます。
ただ、投薬日数につきましては、先生御承知のとおりでありますけれども、療養担当規則の中で内服薬については一回十四日を限度にしておりますし、外用薬については七日というような定めもございます。例外的に長期投与が必要なものについては、例えばお年寄りのケースなんかによくありますけれども、三十日というようなことでございますので、そういった意味でいたずらに医師の裁量によってその期間が長くなるということはないと思います。
ただ、医療行為の基本はやはり医師の専門的な知識と良心に基づいた適正な医療というものを施していただくということが基本でありますし、そのことは療養担当規則にもうたわれておるわけでありまして、やっぱりそういったものをベースにこういうものも考えていかなきやならない余地がございますから、そういった面で今回の制度というものはある意味ではやむを得ないのではないかというふうにも思います。
なお、小児科の場合、これが非常に過重な負担になるのではないかということが言われ、また非常に強い要望がございます。ただ、これは御参考までに触れさせていただきますと、先生御承知のとおりでありますが、外来の小児科診療、この特性ということを考慮いたしまして、三歳未満の小児を対象としました小児科外来診療料というものについては、これは包括化が導入をされております。ですから、薬をもらってももらわなくても、いわゆる定額払いの形が導入されておりまして、そしてこういった包括化を採用しております医療機関においては、薬剤に係るこのたびの定額負担というのは課さないという取り扱いをしておりますので、そういった意味では全部がそういう意味で小児科についてこのような負担になるということではございませんので、その点、一言コメントさせていただきたいと思います。
この発言だけを見る →問題は、政府提案の場合ですと、これが種類数、それからまた日数をそれに応じてそれぞれ額を定めるということになっておりましたけれども、今回の修正の考え方といたしまして、政府案は非常に実務的に煩雑であるということでこのような修正が行われたというのが一つの理由でございますから、そこら辺のところのバランスという点を考えた場合にはやむを得ない面があるかなというふうに考えます。
ただ、投薬日数につきましては、先生御承知のとおりでありますけれども、療養担当規則の中で内服薬については一回十四日を限度にしておりますし、外用薬については七日というような定めもございます。例外的に長期投与が必要なものについては、例えばお年寄りのケースなんかによくありますけれども、三十日というようなことでございますので、そういった意味でいたずらに医師の裁量によってその期間が長くなるということはないと思います。
ただ、医療行為の基本はやはり医師の専門的な知識と良心に基づいた適正な医療というものを施していただくということが基本でありますし、そのことは療養担当規則にもうたわれておるわけでありまして、やっぱりそういったものをベースにこういうものも考えていかなきやならない余地がございますから、そういった面で今回の制度というものはある意味ではやむを得ないのではないかというふうにも思います。
なお、小児科の場合、これが非常に過重な負担になるのではないかということが言われ、また非常に強い要望がございます。ただ、これは御参考までに触れさせていただきますと、先生御承知のとおりでありますが、外来の小児科診療、この特性ということを考慮いたしまして、三歳未満の小児を対象としました小児科外来診療料というものについては、これは包括化が導入をされております。ですから、薬をもらってももらわなくても、いわゆる定額払いの形が導入されておりまして、そしてこういった包括化を採用しております医療機関においては、薬剤に係るこのたびの定額負担というのは課さないという取り扱いをしておりますので、そういった意味では全部がそういう意味で小児科についてこのような負担になるということではございませんので、その点、一言コメントさせていただきたいと思います。
田
田浦直#13
○田浦直君 今の包括化のところはそうだと思うんです。でも、今のところ包括を採用している小児科の病院というのは少数派だというふうに思うんですね。私はやっぱりこれは少子化対策にも通ずると思うんですよ。この高齢化社会で高齢化を防ぐのは子供をたくさんつくるということが一番いいことなんですね。そういうふうな少子化というのを国の第一の国是にしないというような国は滅びると、こう言われておりますけれども、やはりその面からも小児医療の救済措置というのを考えてやるべきだと思うんですね。衆議院の附帯決議の中にもそういったことを書いてあります。
私は早急に、九月一日までにこれ何とかできないものかというふうに思うんですが、それまでにそういう何らかの措置をとるという考えはないかどうか、お尋ねをしたいと思います。
この発言だけを見る →私は早急に、九月一日までにこれ何とかできないものかというふうに思うんですが、それまでにそういう何らかの措置をとるという考えはないかどうか、お尋ねをしたいと思います。
高
高木俊明#14
○政府委員(高木俊明君) このたびの修正案の趣旨は先ほど御説明申し上げたとおりでございまして、そういった中で小児科の関係について過重な負担ではないかという声がかなり出ております。
私どもとしては、このたび修正を受けました案に基づいて御審議いただいておるわけでありますが、この辺のところについてはさらに十分御審議を賜りたいというふうに思っております。やはり、この辺の取り扱い方法というのはどうしてもこのような平均的なケースということをベースに考えますとある程度避けられないのかな、ただそれが余りにも過重な負担になり得るのかどうかという問題じゃないかというふうに思っております。
できるだけ子育て支援というような観点を考えますと、育てやすい環境、こういう医療も含めまして、を考えていくということは非常に重要だというふうに認識しておりますけれども、ただ医療保険制度、これもいわゆる相扶共済の制度でありまして、それぞれの加入者がそれぞれの応分の御負担をいただかないと制度は成り立たないという面もございます。それら等との兼ね合いの中で、私どもとしては今回程度の一部負担というのは御負担いただけるんじゃないか。また、今後抜本的な改革ということを目前にしておりますけれども、そういった中で総合的な検討というのはあり得ると思いますけれども、今回の改正案については御理解を賜りたいなというふうに考えております。
この発言だけを見る →私どもとしては、このたび修正を受けました案に基づいて御審議いただいておるわけでありますが、この辺のところについてはさらに十分御審議を賜りたいというふうに思っております。やはり、この辺の取り扱い方法というのはどうしてもこのような平均的なケースということをベースに考えますとある程度避けられないのかな、ただそれが余りにも過重な負担になり得るのかどうかという問題じゃないかというふうに思っております。
できるだけ子育て支援というような観点を考えますと、育てやすい環境、こういう医療も含めまして、を考えていくということは非常に重要だというふうに認識しておりますけれども、ただ医療保険制度、これもいわゆる相扶共済の制度でありまして、それぞれの加入者がそれぞれの応分の御負担をいただかないと制度は成り立たないという面もございます。それら等との兼ね合いの中で、私どもとしては今回程度の一部負担というのは御負担いただけるんじゃないか。また、今後抜本的な改革ということを目前にしておりますけれども、そういった中で総合的な検討というのはあり得ると思いますけれども、今回の改正案については御理解を賜りたいなというふうに考えております。
田
田浦直#15
○田浦直君 例えば、日本では団塊の時代、戦後間もなくたくさん子供さんが生まれた時代があった。これが三年間しか続かなかったんですね。アメリカはそれが十七年間続いた。その子供たちが今働き盛りに来ているわけです。だから私は今のアメリカが非常に勢いづいている、若い労働力を持っている、安い労働力を持っているということではないかなというふうな気がするんですね。だから、少子化対策というのはもう二十年、三十年後のことを見越して国の勢いのためにやるわけですから、ぜひこの辺は細かいことでなくして大きな目から考えて配慮をしていただきたいというふうに思います。
それで、この修正案ですが、この修正案というのは例えば医療保険審議会とかあるいは老人保健福祉審議会、こういうものにはまたかけるわけですか。
この発言だけを見る →それで、この修正案ですが、この修正案というのは例えば医療保険審議会とかあるいは老人保健福祉審議会、こういうものにはまたかけるわけですか。
高
高木俊明#16
○政府委員(高木俊明君) このたびの修正は、これは国会における衆議院の修正でございますから、そういった意味ではこれは国会の権限として実施されたものでございますので、政府の諮問機関であります医療保険審議会なりあるいは老人保健福祉審議会に再度諮問をするということはございません。
この発言だけを見る →田
田浦直#17
○田浦直君 私はそれが非常に不思議なんですね。それは国会の筋論からいえばそうなるんですが、あれほど医療保険審議会で定率ということを決めて答申をされ、そしてこれを政府案で定額に変えて十五円で検討して、もう一部の委員は退場するぐらい大もめにもめて、そしてそれが出てきた。そして、今度国会で決まるのは全くそれと関係のない修正案だと。じゃ、医療保険審議会、老人保健福祉審議会というのは一体何なのか、何をやったのかということが私はわからないわけなんですよ。そういうことであるならば、もうこういう審議会は要らないんじゃないかという気がするわけなんです。かけないでいいんだと言われて私はびっくりしているようなことなんですね。
厚生省では、医療保険構造改革審議会ですか、何かそういうものをまたつくろうとされているというふうな話を聞きますが、そういう計画がおありですか。
この発言だけを見る →厚生省では、医療保険構造改革審議会ですか、何かそういうものをまたつくろうとされているというふうな話を聞きますが、そういう計画がおありですか。
高
高木俊明#18
○政府委員(高木俊明君) 今回御提案しております法案の中にその事項が含まれているわけでありますが、これはまだ仮称でございまして、医療保険構造改革審議会というようなことで言っております。
この趣旨なのでありますけれども、これはこれからの医療保険制度改革というものを進めるに当たって国民的な視点に立った幅広い議論に立って今後の改革というものを進めていく必要があるということであります。これはこれまでの医療保険審議会、それから老人保健福祉審議会、これを統合いたしまして一この統合をすることにいたしました理由でありますけれども、やはり制度を縦割りということではなく、老人保健制度もあるいは医療保険制度全体についても一体的に横断的に御議論をいただく必要がある、そのようなことからこのたびこの両審議会を統合して新たに医療保険構造改革審議会、仮称でございますけれども、これを創設したいということで御提案をしているわけでございます。
この審議会におきましては、それぞれ関係者間の利害を超えた国民的な立場に立って医療保険制度の抜本的な見直しを御議論いただきたい、それも当然のことでありますけれども開かれた議論というものをお願いしたいというふうに考えているわけでございます。この新しい審議会、これは今回の法案が成立いたしましたら、この法施行後できるだけ早く設置をいたしたい、このように考えておるわけでございます。
この発言だけを見る →この趣旨なのでありますけれども、これはこれからの医療保険制度改革というものを進めるに当たって国民的な視点に立った幅広い議論に立って今後の改革というものを進めていく必要があるということであります。これはこれまでの医療保険審議会、それから老人保健福祉審議会、これを統合いたしまして一この統合をすることにいたしました理由でありますけれども、やはり制度を縦割りということではなく、老人保健制度もあるいは医療保険制度全体についても一体的に横断的に御議論をいただく必要がある、そのようなことからこのたびこの両審議会を統合して新たに医療保険構造改革審議会、仮称でございますけれども、これを創設したいということで御提案をしているわけでございます。
この審議会におきましては、それぞれ関係者間の利害を超えた国民的な立場に立って医療保険制度の抜本的な見直しを御議論いただきたい、それも当然のことでありますけれども開かれた議論というものをお願いしたいというふうに考えているわけでございます。この新しい審議会、これは今回の法案が成立いたしましたら、この法施行後できるだけ早く設置をいたしたい、このように考えておるわけでございます。
田
田浦直#19
○田浦直君 私はその考えようには余り賛成できないんですね。やはり厚生省が自信を持って主導的にやっていくべきじゃないかと思うんですね。審議会をつくって審議会に諮ったという形をつくらなければできない、何か自信のなさを感じるわけですね。今も話しましたように、審議会をつくっても、そこで答申をしても、それと全然関係のない法案が成立するというふうなことでは余り必要ないんじゃないかな、今回の審議会もそういうふうになるんじゃないかなと思うんですね。
それから、この審議会のメンバーですね、メンバーについては衆議院でも議論があったようですけれども、関係者を入れない方がいいとか入れる方がいいとか。この人選ですね、あるいは構成、どういう意義でどういう構成でやるのか、その辺が非常に大事な問題だというふうに思うんですが、それについてお尋ねをしたいと思います。
この発言だけを見る →それから、この審議会のメンバーですね、メンバーについては衆議院でも議論があったようですけれども、関係者を入れない方がいいとか入れる方がいいとか。この人選ですね、あるいは構成、どういう意義でどういう構成でやるのか、その辺が非常に大事な問題だというふうに思うんですが、それについてお尋ねをしたいと思います。
高
高木俊明#20
○政府委員(高木俊明君) まず前段の方なのでありますが、この審議会にお諮りしてと申しますのは、いわゆる審議会で案を練っていただくというふうな考え方ではありませんで、むしろ厚生省としてきちっとした案をまとめまして、もちろんそれが複数の案ということがあり得ると思いますけれども、それをお諮りをするということでありまして、それに対して審議会としての国民的な立場からの御意見、御審議をお願いしよう、このように考えておりますので、決してすべて審議会にゆだねてしまう、こういうような運営は考えておりません。
それから、委員の構成でありますけれども、これは関係者は入れないという意味ではありませんで、いわゆる関係者間の利害を超えた立場で御議論をいただきたい、そういう御議論にふさわしい方々にお願いをしたい、こういうふうな趣旨でございますので、非常に大事な審議会でございますから、この委員の選定等につきましては、国会におけるさまざまな御意見等も踏まえて、私どもとしてはこれから検討をさせていただきたい、こんなふうに考えております。
この発言だけを見る →それから、委員の構成でありますけれども、これは関係者は入れないという意味ではありませんで、いわゆる関係者間の利害を超えた立場で御議論をいただきたい、そういう御議論にふさわしい方々にお願いをしたい、こういうふうな趣旨でございますので、非常に大事な審議会でございますから、この委員の選定等につきましては、国会におけるさまざまな御意見等も踏まえて、私どもとしてはこれから検討をさせていただきたい、こんなふうに考えております。
田
田浦直#21
○田浦直君 私は、審議会の中で本当に真摯な議論が行われておるんだろうかという疑問をいつも持っているんです。厚生省が人選をする。そうすると、やっぱり厚生省に顔を向けた委員がたくさん入っていく。そういう場合に、いろんな決議をとっても、ただ手を挙げるだけの要員とか、そういう者は結構おるんじゃないかなというふうな気がするんですね。
そういう疑念を持っている人はたくさんおると思うので、もしそうでないとおっしゃられるならば、私は、その中で討議されている議事録、それを公開してほしいと思うんですね。どういう委員がどういう発言をしている、どういう委員は本当に熱心にやっているんだ、何にも発言しないで黙って座っている委員もおるかもしれませんですね。そういうことでは困るわけなんです。しかし、それは私どもでは全然わからない。私は、こういう審議会をつくられるならば、公開してほしい。少なくとも議事録は見せてほしい、そういうふうに思いますが、それはできますか。
この発言だけを見る →そういう疑念を持っている人はたくさんおると思うので、もしそうでないとおっしゃられるならば、私は、その中で討議されている議事録、それを公開してほしいと思うんですね。どういう委員がどういう発言をしている、どういう委員は本当に熱心にやっているんだ、何にも発言しないで黙って座っている委員もおるかもしれませんですね。そういうことでは困るわけなんです。しかし、それは私どもでは全然わからない。私は、こういう審議会をつくられるならば、公開してほしい。少なくとも議事録は見せてほしい、そういうふうに思いますが、それはできますか。
高
高木俊明#22
○政府委員(高木俊明君) 私どもも全く先生と同感でございます。まさに、私どもとしては審議の公開ということを前提として委員はお願いをするつもりでございますし、またそういう形で運営をお願いするということで考えております。
この発言だけを見る →田
田浦直#23
○田浦直君 ぜひそういうふうにお願いをしたいと思っております。
それから、衆議院の論議を聞いておりましたら、小泉大臣は九月一日までには抜本案は提出するということをおっしゃられておるわけなんですね。私は、ぜひそうあってほしいと思うんです。
随分前ですが、もう二十五年ぐらい前に、日本医師会の武見会長が保険医総辞退というのをやりまして、もめたことがあるんですね。昭和四十六年ですが、そのときに当時の佐藤総理大臣と斎藤厚生大臣との間で合意した事項というのがあるので、それを今見てみますと、例えば一番目には、「厚生省の医療行政に関する姿勢を正す。」と、こう書いてあるんですね。二番目には、「医療保険の抜本改正案を次期国会に提案。」と書いてあるんです。もう二十五年前の話なんですが、本当に今度できるのだろうかという心配をしているわけです。
実力大臣の小泉大臣ですから必ずやっていただけると思うんですが、その辺の決意のほどを大臣からひとつお答えをお願いしたいと思います。
この発言だけを見る →それから、衆議院の論議を聞いておりましたら、小泉大臣は九月一日までには抜本案は提出するということをおっしゃられておるわけなんですね。私は、ぜひそうあってほしいと思うんです。
随分前ですが、もう二十五年ぐらい前に、日本医師会の武見会長が保険医総辞退というのをやりまして、もめたことがあるんですね。昭和四十六年ですが、そのときに当時の佐藤総理大臣と斎藤厚生大臣との間で合意した事項というのがあるので、それを今見てみますと、例えば一番目には、「厚生省の医療行政に関する姿勢を正す。」と、こう書いてあるんですね。二番目には、「医療保険の抜本改正案を次期国会に提案。」と書いてあるんです。もう二十五年前の話なんですが、本当に今度できるのだろうかという心配をしているわけです。
実力大臣の小泉大臣ですから必ずやっていただけると思うんですが、その辺の決意のほどを大臣からひとつお答えをお願いしたいと思います。
小
小泉純一郎#24
○国務大臣(小泉純一郎君) この今回の法案を出す経緯、そしていろいろ各党の議員の皆さん方からの御議論、さらに厚生委員会での審議の状況を見ながら、もう一時的な手直しては許されないという状況にあると私は感じております。
三十数年来、抜本改革をしなさいと言われながら、なぜ構造的な抜本改革ができなかったのかという反省も踏まえまして、今回は、この法律案が成立し次第、できるだけ速やかに、九月一日と言いますが、できるだけ早く厚生省として責任を持った案を御提示いたしまして、今後、国民が安心して適切な医療を受けられるような、そして保険財政的にも安定的に運営が図られるような抜本的な案を、九月一日までと言っていますが、できたらもっと早く厚生省としての案をお示しして、国民的な御批判、御議論をいただきたいと思っております。既にその決意を固めておりますので、よろしく御理解、御協力をいただければと思います。
この発言だけを見る →三十数年来、抜本改革をしなさいと言われながら、なぜ構造的な抜本改革ができなかったのかという反省も踏まえまして、今回は、この法律案が成立し次第、できるだけ速やかに、九月一日と言いますが、できるだけ早く厚生省として責任を持った案を御提示いたしまして、今後、国民が安心して適切な医療を受けられるような、そして保険財政的にも安定的に運営が図られるような抜本的な案を、九月一日までと言っていますが、できたらもっと早く厚生省としての案をお示しして、国民的な御批判、御議論をいただきたいと思っております。既にその決意を固めておりますので、よろしく御理解、御協力をいただければと思います。
田
田浦直#25
○田浦直君 決意のほどを伺って、私も本当に期待を申し上げたいと思うんです。
その案というのが大体三点に絞られている。診療報酬、それから薬価、老人医療保険、このそれぞれについて出されるわけですね。そして、それはしかも抽象論でなくして具体的な案だと私は期待しているわけですが、その点も確認させていただきたいと思います。
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小
小泉純一郎#26
○国務大臣(小泉純一郎君) 薬価の問題につきましても、診療報酬の問題につきましても、老人保健の問題につきましても、具体的な案を提示したいと思います。その際には、今考えている案は、今までの審議会、医療保険審議会やらあるいは老人保健福祉審議会、さらには与党における基本方針、そして今国会で議論が出ましたいろいろな御意見を踏まえて、それに沿った案をまず考えております。
さらに、これからの厚生省内部の検討結果によりましては、一案でありますとあたかもこれに固定してしまうという誤解といいますか、これしかないというふうに国民に思われてもいけませんので、場合によっては複数案を提示しましていろいろ御議論を願うこともあるかもしれません。その辺はまだ固まっておりませんけれども、具体的な抜本案をできるだけ早く提示して御批判を仰ぎたいと思っております。
この発言だけを見る →さらに、これからの厚生省内部の検討結果によりましては、一案でありますとあたかもこれに固定してしまうという誤解といいますか、これしかないというふうに国民に思われてもいけませんので、場合によっては複数案を提示しましていろいろ御議論を願うこともあるかもしれません。その辺はまだ固まっておりませんけれども、具体的な抜本案をできるだけ早く提示して御批判を仰ぎたいと思っております。
田
田浦直#27
○田浦直君 その中で、先日の本会議でも薬価の問題が出ておりましたが、大体流れとして、新薬価については市場原理にのっとって参照価格に近いような制度を目指しているように御返事をされましたが、そういうふうに理解してよろしゅうございますか。
この発言だけを見る →小
田
田浦直#29
○田浦直君 そうしますと、診療所、病院では今まで問題となっておりました薬価差というのがなくなりますですね。なくなりますと病院は成り立たないわけですから、これは技術料を上げなければならぬというふうに思うんですね。
私は、今までの技術料、診療報酬のアップの形式、〇・何%上げるとか何%上げるということではなくして、やはり薬価の変更をやりますと、結構大きな変化になると思うんですね。したがって、診療報酬も体系から変えなければならないんじゃないかなと思うんですね。手直してはできない、そういうふうに私は思っているんですが、診療報酬についてはその時点でそういうふうな改正があり得るかどうか、お尋ねをしたいと思います。
この発言だけを見る →私は、今までの技術料、診療報酬のアップの形式、〇・何%上げるとか何%上げるということではなくして、やはり薬価の変更をやりますと、結構大きな変化になると思うんですね。したがって、診療報酬も体系から変えなければならないんじゃないかなと思うんですね。手直してはできない、そういうふうに私は思っているんですが、診療報酬についてはその時点でそういうふうな改正があり得るかどうか、お尋ねをしたいと思います。