井上孝の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)
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○会長(井上孝君) 実は、この調査会が一昨年八月に発足いたしましたときには、御承知のように、参議院の調査会というのは三年間をめどとするということで、次の選挙までの三年間に結論を出す、三年間ずっとこの調査会を置いておく、こういう方針だったわけでございます。
それで、そういうつもりで審議を始めたわけでございますが、実はよくよく考えてみますと三年目の、今で言うと来年になりますが、来年はもう選挙を控えておるということでなかなか落ちついた審議も年間を通じてできるわけでもないだろう、任期までにできるわけじゃないだろう、そういう事情もありますし、それから、この調査会発足後いろんな不祥事件が起きたり、特に行政関係の、もう御説明いたしませんが、いろんな問題が続発しまして非常に行政に対する不信、それから国会が行政に対してもう少し監視、監督、統制というようなものを強めるべきじゃないかという意見も非常に強くなっております。その一番大きな現象として、先般の臨時国会に民主党から行政監視院法案というのが出ております。
そういう状況と国民のそういった要望を考えますと、私は三年かかって結論を出すのでは遅過ぎるんじゃないかと思いまして、これはもうこの調査会の皆さんへお諮りし、また皆さん方の御審議でお願いをしたいんですが、ことしじゅうあるいは今国会中ぐらいに大体のめどをつけて調査会の具体案を出すことができれば非常にうまくいくんじゃないかな、こういうように思っております。ですから、できれば今国会中に結論を出したい、こう思っております。