小山孝雄の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)

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○小山孝雄君 この前、私は役人生活を長くやられた方と懇談をしまして、あなたは役人生活の中で何が一番緊張しましたかということを聞きましたら、一番は人事だそうです。自分の立場がどう変わるかと。二番目は何かと言ったら、やっぱり国会に呼ばれたときですと。国会で答弁をしなきゃいけないとき。三番目は何かと言ったら、私の手前言ったんでしょうけれども、各政党の幹部なんかに呼ばれて、あるいは部会等に出て説明をしなくちゃいけないときですと、こういうお話がありました。
 先ほど来、行政と国会とは緊張関係を持つべきである等々のお話がございましたが、そこから私もヒントを得まして、これはできるか否かでございますけれども、国会の中に、特に我が参議院の中に行政に対して人事権もにらめる委員会があれば最高の監視機関になるんじゃないか、緊張関係が生まれるであろう、そんな気がいたしました。
 特に、衆議院には首相の指名権、予算それから条約等々の優越権が既に明記されているわけでありますから、我が参議院の特殊性を出すということであれば、行政に対する監視能力、しかも人事まで含めた監視機構、例えば課長以上はその委員会の承認を得なければいけないとか、こうなったら最高だがなと、こう思うわけであります。
 それで、どういう形で置くかということでございますけれども、会長の腹の中はとにかく拙速でやってはいけないけれども一日も早くというお考え、もう全く同感でございます。何をしているのかといういら立ちが国民の中に、特に国会に対する思いがあろうかと思います。
 そうした国民の願いにこたえる意味においても一刻も早く、今、亀谷委員からもお話がありましたけれども、既存の委員会制度を活用してやる方法。例えば、今この国会法を眺めておりましたら、「長期的かつ総合的な調査を行うため、調査会を設けることができる。」、これは「参議院議員の半数の任期満了の日まで存続する。」と、五十四条の二に書いてございます。一遍設けたこの調査会、三年の任期が終わるまでには何としてでも強力な力のある何か機関をつくりたい、つくってみたらどうか。
 そしてまた、私はこの国会法の中に、国会法を改めればいい委員会制度、そしてそのスタッフ機能、今、調査室あるいは委員部という機能がございますけれども、そうしたものをそれにたえ得るある程度の充実をすれば機能を果たせるということで、一刻も早くスタートさせるのが国民の期待にこたえる道じゃないかな、こんな気がいたします。
 以上です。

発言情報

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発言者: 小山孝雄

speaker_id: 1874

日付: 1997-01-28

院: 参議院

会議名: 行財政機構及び行政監察に関する調査会