平野貞夫の発言 (選挙制度に関する特別委員会)
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○平野貞夫君 わかりました。
私も地元の人間なものですからいろいろよく調べましたところ、これは私の調査ですから裁判所あるいは警察、検察庁のものとは性格が違うかもわかりませんが、田邉、池上への各十万円については、これに介在している竹葉という人物がいまして、この人物の虚偽の自白をもとに相当に無理な取り調べが行われて出てきた話。したがって、私はそういう事実はなかったというふうに確信しております。
ただし、田邉氏にかかわる八万五千円、池上氏にかかわる六万円については、そういう金銭の授受があったと私も確認しております。しかし、この二つにつきましては、ポスターの掲示とかそういったものの日当代で、買収などはやっていないというふうに私は確認しております。そういったことを証明するものもあるようでございます。
十万円の分につきましては私は事実でないという前提に立っているわけですが、八万五千円と六万円の分につきましては、政党公認の候補者ならば本来これは政党活動でやる経費でございまして、無所属候補なるゆえの一つの問題点かもわかりませんが、これでもって連座制を適用するということは私はまことに酷過ぎるんじゃないかという意見を持っております。
そこで、捜査二課長にお尋ねしますが、あなたは当時の高知県警本部長で、私も直接こういうことをお聞きする流れを大変恐縮しておるんですが、率直に言って、私はこの事件の一連の捜査には相当無理な取り調べがなされた、そして十分に真相が解明されないまま起訴が行われたと、こういうふうに私は認識しておりますが、いかがでございましょうか。