橋本敦の発言 (選挙制度に関する特別委員会)
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○橋本敦君 次の問題ですが、この法案では、同一時期に選挙を行うかどうかは自治体の自主性が基本的には尊重される、そういう立場で法律の建前はできていると思います。ところが、一回同時選挙を行いますと、以後その自治体は必ず同時選挙を行うという仕組みに進んでいくということが一つ。それから、自治体の自主性を尊重するとは言いますけれども、実際問題としてこれが歯どめになるかどうか。同時に、この問題は、この法案ができますと、同時選挙を見合わすということの方がむしろ難しくなっていくのではないかということを私は心配するんです。
その具体的例として、例えば八潮市の場合に、私の手元にあるんですけれども、今回の法改正案ができるということを見越して県の方から八潮市に対して、議員の任期満了前五十日に当たる八月八日または長の任期満了前三十日に当たる六月二十八日のいずれか遅い日、八月八日から、長の任期満了後五十日に当たる九月十六日または議員の任期満了の九月二十七日のいずれか早い日、九月十六日までの間で選挙が設定できると。これはややこしい言い方ですが、要するにこの改正法案ができれば一回でできますよという連絡が早くも行っているわけです。
私は、自治省がこういったことを誘導的になさるということは、法の建前である自治体の自主性を尊重するということから見て問題があるのではないか、こういった指導的な方向はするべきでないのではないかと思いますが、自治大臣のお考えはいかがでしょうか。