小野清子の発言 (文教委員会)

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○小野清子君 自由民主党の小野清子でございます。
 このたびの神戸市須磨区で、大変残念なことでございますけれども、土師淳君の殺害事件、そしてまた連続通り魔事件で山下彩花さん、その他、事件の中におけるけがをされた皆様方に心から哀悼の意とお見舞いをまずは申し上げたいと思います。
 余りの大きな衝撃でございまして、私自身も本当に言葉に言い尽くせない思いで今ここに立っております。このたびの神戸須磨区で起きました事件というのは、その当事者、御家族、そして周辺の皆様方の大変大きなショックあるいは衝撃であると同時に、この問題は子供を持つ親すべての国民に同じような思いを抱かせたのではないかと、そんな気がいたします。ある意味では生活環境を一変させたような、今までさまざまな事件もございましたけれども、余りにも衝撃的な事件であり、何かしら日本という国が一体どうなってしまったんだろうかという悲しささえ私自身覚えたところでございます。
 ですから、児童生徒の問題としてとらえるのには私は大変抵抗感もあります。と申しますのは、通常の子供たちが過ちによってこの問題を起こしたという次元の問題ではなくて、ある心理学あるいは精神科医の先生たちの言葉をかりますと、この子は通常の人間とは全く別世界にいるのだど、そして、我々普通の人間には想像できない世界であるから論評すらできないという評論をしていらっしゃる先生もおります。
 しかし、この事件が起きたことは事実でありますから、やはりこの事実を厳粛に受けとめながら、この原因がどこにあったのか、そして絶対こういう事件を二度と繰り返してはならないということの中において、私ども行政の立場にいる者が、この事件を通してどのように何を変えていかなきゃならないのか、変えていくべきなのかをこの委員会を通し皆さんで論じ合っていけたらいいなということを感じております。やはり安心して生活できる社会を保障していくというのが私たちの責任でもあるわけです。
 そういう観点に立ちますと、今後A君がどのような裁きを受けるのか受けないのか、あるいは何よりも次の事件を起こさないために、私は原因究明ということを先ほどから申し上げておりますけれども、今回の質問をさせていただくに当たりましても、ただいま捜査中でありますという言葉の中で、警察関係の方は内容に関してはほとんどおっしゃっていただけていない。
 そしてまた、現実に新聞を拝見いたしますと、新聞あるいは雑誌等々からしか私も情報が得られないわけですけれども、「「学校に復讐」予告」という言葉があると思えば、次の供述では恨みがないと。暴力があったという記事があれば、全くなかったというふうに毎日毎日内容が変わってまいります。今質問するに当たり、こういう状態を一つ一つ重ねていきますと、本当につかみようのない、そしてまた恐ろしさが改めて込み上げてくるようなそんな気持ちにもなっているところでございます。
 大臣も、この前衆議院の文教委員会が終わったところでございますけれども、あれ以降もまた多々変動もあるようでございます。これまでの様子についての御感想をお聞かせいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 小野清子

speaker_id: 7082

日付: 1997-07-16

院: 参議院

会議名: 文教委員会