小杉隆の発言 (文教委員会)

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○国務大臣(小杉隆君) 私は、子供の心の教育は、家庭、学校、社会、この三者が連携してやっていかなければいけないと思います。
 今御指摘のように、最近の家庭を見てみますと、核家族化、少子化という中で子供に対する教育力は非常に低下しております。昔はおじいちゃん、おばあちゃんが大変いいことを教えてくれましたし、また兄弟が大勢いて兄弟げんかを通じて社会性というようなものも身につけることができた。それから、父親が大変夜遅く帰ってきて子供と接触する時間がない、母親も男女共同社会ということでパートタイム等に出て子供に接する時間も少ない、こういう状況であります。
 それから学校におきましても、先ほど大変深刻な数字が報告されましたけれども、教師に対する暴力、同級生に対する暴力、大変憂慮すべき状況です。私は、学校の中でも、もう全部覆い隠すというような形ではなくて、教師として学校としてできるところと、そしてそれの手に余るところはもっと私は社会なりあるいは関係機関に訴えていくべきだと思います。
 それから社会におきましても、今御指摘のように大変各種情報がはんらんしております。ホラービデオも含め、またテレビ、新聞あるいはその他のマスメディアが大変はんらんしておりますだけに、子供にとってこのはんらんして押し寄せてくる情報をどう処理していくか、その情報の選択力という、そういう力をつけさせることも今後大切だと思いますし、社会一般が余りにも子供に対して無関心過ぎる。人間関係が希薄になって、昔ですと、私なんかいたずらをすると、他人の親にそんなことをしちゃいけませんよと注意されたんですが、最近そんなことを言ったらその親からどなり込まれると、こんなようなことがあります。
 私はそういう意味では、家庭教育においても学校教育あるいは社会教育においても多々考えなければならない点があると思いますし、いずれにしてもその三者の連携、協力ということは大変これからの重要な課題だと思っております。

発言情報

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発言者: 小杉隆

speaker_id: 3694

日付: 1997-07-16

院: 参議院

会議名: 文教委員会