朝日俊弘の発言 (本会議)

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○朝日俊弘君 山崎議員にお答えいたします。
 初めに、なぜ新しい法律をつくる必要性があるのか、こういう御質問でございました。
 私どもも、我が国の移植医療が、和思臓移植を初めとする幾つかの不幸な事件によって国民の信頼を失い、いまだその影を完全に払拭できておらないというふうに認識をしております。
 一方、国内においても一刻も早い移植を待ち望んでおられる患者さんやその家族がおられます。そういう状況の中で、しかし我が国においてはいまだ脳死は人の死として受け入れられてはいない、社会的なコンセンサスは十分得られてはいない、そういう今日の状況であるだけに、適切な移植医療を推進していくためには、そのための新たな法律の制定が必要である、こういうふうに考えております。
 移植医療を待ち望む患者さんやその家族の願いと、脳死状態での臓器提供を意思表示しておられる方の思い、その両者の間を適正に橋渡しをしていくための法制度を整備し、適切な移植医療を進めていく、そうした観点から今回法律を提出させていただいているわけでございます。
 最後のところで、十分な修正を行うべきではないかという御意見がございました。
 もちろん、提案者といたしましては、適切に移植医療が行われるために、私どもが提案をいたしました本法案が現段階ではよりよい法律案であるというふうに考えて提出をさせていただきましたが、今後、本院において新たに設置された臓器の移植に関する特別委員会を中心に慎重かつ十分に審議を尽くしていただき、さらに国民の幅広い意見に耳を傾けていく中において、もっとこうした方がよいのではないか、こういう点がございますれば、修正あるいは補強について私どもとしても十分に検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。(拍手)
   〔国務大臣小泉純一郎君登壇、拍手〕

発言情報

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発言者: 朝日俊弘

speaker_id: 25759

日付: 1997-05-19

院: 参議院

会議名: 本会議