橋本龍太郎の発言 (本会議)
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○国務大臣(橋本龍太郎君) 朝日議員にお答えを申し上げます。
まず、医療制度全般にわたる抜本的な構造改革に向けて何を最重点と絞り込むのかという御指摘をいただきました。
財政構造改革の必要性については、議員も十分御理解をいただいた上で、その中における一つの部分の問題としてこれを御提起されたものと私は受けとめさせていただきます。そして、我が国の医療制度におきまして、総合的な抜本的構造改革を必要としている状況にある、先ほど来申し上げてまいりましたような数字を振り返りましても、その必要性を否定することはできません。
特に、老人医療制度の見直し、診療報酬体系そのもの、私は先般の健康保険法の審議の際に、ドクターズフィーとホスピタルフィーの分離の問題にまで触れて御答弁を申し上げてまいりましたが、これは私個人の私見といたしましても、現行の診療報酬体系のあり方、さらに薬価基準制度の見直し、同時に医療提供体制の整備等、それぞれが重要な課題だと考えております。そして、今回の法案の施行までのできるだけ早い時期に国民的立場からの抜本的な改革案をお示ししながら、幅広く国民の批判や選択に供していきたいと考えております。
次に、三大福祉プラン、新ゴールドプラン等についてのお尋ねがございました。
それぞれの事業の執行状況等を踏まえますとともに、各種規制の緩和や民間活力の導入等による事業の効率化等もあわせて図りながら、その目的が達成できるようできる限りの努力をしていきたいと考えております。
最後に、本法案の審議に臨むに当たっての決意というお尋ねをいただきました。
院の運営について我々が口を差し挟むことは差し控えなければなりません。しかし、介護保険制度の創設というものが、介護を今までの医療と福祉に分かれたようなあいまいな立場から一つの柱としてきちんと切り離し、社会的入院解消の条件整備を図るなど、医療制度の抜本的な改革を図っていく上でも重要な課題であることは申し上げるまでもないことでありまして、政府としては、できる限り早期に成立を図る必要があると考えており、御協力を心から願っている次第であります。
残余の質問につきましては、関係大臣から御答弁を申し上げます。(拍手)
〔国務大臣小泉純一郎君登壇、拍手〕