橋本龍太郎の発言 (本会議)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○国務大臣(橋本龍太郎君) 有働議員にお答えを申し上げます。
 まず、介護保険制度の導入と新ゴールドプランの達成についてお尋ねがございました。 介護サービスの基盤整備を図るため、まずは市町村が策定した老人保健福祉計画の集大成である新ゴールドプランの推進に努めてまいります。
 このため、整備がおくれているサービスや地域につきましては、在宅サービスを中心に既存施策の拡充、民間活力の導入等を図るなど、積極的に支援してまいります。
 次に、福祉施設の国庫補助を引き上げろ、そういった御指摘がございました。
 新ゴールドプランの推進に今全力を尽くしているところでありまして、国や地方におきまして必要な財政措置をきちんと講じてまいります。
 次に、ホームヘルパーの目標を当面常勤二十万人という数字をお述べになりました。
 しかし、新ゴールドプランにおけるホームヘルパーの整備目標の十七万人は、各地方自治体が策定をされました老人保健福祉計画を集計したものでありまして、その中には非常勤も含まれての十七万人、御要求自身がそういうことであったことをまず申し上げておきたいと存じます。
 そして、チーム方式の導入あるいは民間委託の拡大を含めて必要なサービス量を効率的に提供することを念頭に置き、まずは新ゴールドプランにおいて必要とされたホームヘルパーの確保に努めてまいります。
 次に、特別養護老人ホーム等の整備について御意見がございました。
 施設サービスと在宅サービスの均衡等に配慮しながら、サービスの必要性についても厳密に把握をしながら、新ゴールドプランの推進に努めてまいります。
 次に、老人保健福祉計画の見直しについての御意見をいただきましたが、介護保険法案におきまして、市町村がサービスの必要量を踏まえて介護保険事業計画を策定することとしており、老人保健福祉計画もこれと整合性をとって見直すため、介護保険法案成立後、必要な準備を進めることにいたしております。
 次に、保険制度と措置制度の組み合わせについて御意見をいただきました。
 介護保険制度におきましては、相互扶助の考え方に基づいて、すべての被保険者から負担能力に応じた保険料の負担を求め、また、サービスの利用に当たっては受益に応じた負担を求めることにしています。
 その中で、低所得の方々には、保険料及び利用料について無理なく負担していただけるよう配慮をいたしております。
 次に、介護手当について御意見をいただきましたが、現金給付は介護サービスの利用に結びつくとは限らないために当面は行わず、まずは限られた財源を基盤整備の充実に振り向けることといたしました。
 最後に、若年障害者及び難病患者についてのお尋ねがございましたが、これらの方々に対する介護サービスは、高齢者に対する介護保険給付と遜色のないものとなるよう、当面、障害者プランに基づいてその拡充を図ってまいります。
 受給者の範囲等については、将来的には制度全般についての見直しの中で、障害者福祉施策との整合性等に配意しながら、検討を行うことといたしております。
 残余の質問につきましては、関係大臣から御答弁を申し上げます。(拍手)
   〔国務大臣小泉純一郎君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 114015254X03519970613_026

発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 1997-06-13

院: 参議院

会議名: 本会議