小泉純一郎の発言 (財政構造改革の推進等に関する特別委員会)

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○小泉国務大臣 今文部大臣が言われたようにいろいろあると思いますが、私は、一番大事なのは、幼児教育は、しっかり抱いて、そっとおろして歩かせるとある専門家が言っていました、そのとおりだと思います。
 特に、三歳までの間、親というのは、早く子供を自立させたいと思って歩かせることばかりに気が行っちゃう。そうでなくて、歩かせるには、まずしっかり抱くということ、そしてそっとおろせば自然に歩いていくんだ。そのしっかり抱く部分とそっとおろす部分が手抜きになると、なかなかひとり歩きできない。しっかり抱くということは、肉体的だけでもなく、精神の面が強いと思います。
 子供が、自分は家族に愛されているんだという気持ちを持つこと、それをどうやって日ごとの触れ合いで子供にわかってもらうか。その、自分は身内の親なり家族らに愛されているという確認を持たない子は、大人になって必ず精神不安定になるという説があります。私は、それも当たっているんじゃないかと。
 まず三歳児までに、一番身近な身内の家族に自分は愛されているんだ、親は、家族は子供を愛しているんだというのを、口ではなくて、感じで、感覚で植えつける。そうすることによって自然とその子供は、ああ、周りから信頼されている、自分は受け入れられているんだなという気持ちを三歳までの間にしっかり持てば、後は、地域なり教師なり友人なりの温かい触れ合いによって真っすぐ健やかに成長していくのではないか。私は、そういう考えに大変引かれておりまして、まさにそのとおりだなと思っております。
    〔委員長退席、中山(成)委員長代理着席〕

発言情報

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発言者: 小泉純一郎

speaker_id: 9434

日付: 1997-10-29

院: 衆議院

会議名: 財政構造改革の推進等に関する特別委員会