古賀正浩の発言 (商工委員会)
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○古賀(正)委員 おはようございます。
堀内大臣が通産大臣に御就任されまして、きょうは臨時国会で初めての一般質疑の日ということでございます。私から、新進党の一員として御質問をさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
まずは、大変おくればせでございますが、本当に大変なときに、通産大臣の御就任、おめでとうございます。大変難しい中でございますが、大いに努力をされることを心から念じておる次第でございます。
「日本国民は、いま、二十一世紀を展望して不安な気持ちを抱いている。」「バブル経済の破綻にともない、日本経済の強さへの確信が揺らぎ、社会の安全神話まで崩壊しようとしている。」これは、新進党がこの夏発表いたしまして世に問いました「日本再構築宣言」の冒頭の一節であります。
私たちが目指す今からの社会は、平和で安全で公正な社会であり、国がしっかりと危機管理やナショナルミニマムの確保などの役割を明確にした上で、豊富な選択の機会を保証し、自己責任に基つく自由な選択で国民一人一人が創造的、個性的な生き方を追求し、豊かで安定した国民生活を創造する国民主役の社会ということであります。
私たちは、少子・高齢化の急速な進展や世界の激動を直視し、二十一世紀を展望して、日本のあらゆる分野の困難なハードルを越えてシステムを再構築していかなければなりません。与野党が高次元で力を合わせるのは、かつての通常国会の際の駐留軍用地特別措置法だけではありません。今後も、与野党を問わず、日本国民の一致した目標として、力を合わせて英知を尽くし、国民挙げて努力をしていかなければならぬことはたくさんあるわけであります。内外情勢の進展の中、我が国にぐずぐずしている余裕はないのであります。
さて、現下、巨額の赤字に重くのしかかられております財政の改革に突破口を開いていくためには、我々は経済再建なくして財政再建なしの基本方針のもとに、速やかに経済を活性化し、民間支出主導による自律的経済成長軌道に乗るよう諸政策を講ずべきであると主張してまいっておることは、御案内のとおりであります。そして、透明性、競争性、創造性、国際性がある市場経済社会をつくり出す構造改革を断行していくということを提案してきたことは、御案内のとおりであります。
第三次橋本内閣が発足をして二月余、かつて、火だるまになってでも本気で行政改革に取り組むと語られた壮とすべき決意の総理のもとで、勇躍努力をしておられます堀内大臣に改めてエールを送り、是は是とし、否は否とするものでありますけれども、職責をかけ、改革の貫徹に向けて邁進していただきたいと心から念じ上げる次第であります。
そこで、まず、通産大臣として、あすの日本の構築に向けて、現下の経済構造改革に取り組む基本的な所信について、お伺いをさせていただきたいと思います。