谷口隆義の発言 (大蔵委員会)
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○谷口委員 新進党の谷口隆義でございます。
まず、審議が始まる前に一言申し上げたいというように思います。
昨日の大蔵委員会、当委員会の理事会におきまして、本日は定例日ではない、そういうようなことで開会はすべきでないというように申し上げておりましたが、委員長の職権で本日委員会開会というようになったわけでございますが、我々といたしましても、本日の委員会開会、今般の金融状況をかんがみますと、やむを得ないというように考えておるところでございます。
ただし、本日の終局はやめていただきたい。あしたも定例日でございますので、あしたの審議も粛々とやっていただくという前提で本日審議をさせていただきたい、このように申し上げまして審議に入りたいというように思います。
今般のこの金融状況の悪化は大変なものでございます。本日の株式市場の状況を見ておりましても、三日連続また日経平均が下落したりしておりまして、中でも金融株中心に下落しておる、そういう状況が続いておるわけでございます。先日、我が国のこの株式市場が一万五千円台を割りました。大変危機的な状況になったわけでございますが、そういう状況の中で、株式市場は一応の落ちつきを取り戻しておるところでございます。
この一応の落ちつきを取り戻しておる原因は、これは、大蔵大臣、公的資金の導入の議論が、この前提条件はいろいろございます。例えばモラルハザードの問題もございますし、また、多々越えていかなければいけない前提条件があるわけでございますが、公的資金導入論が国会の中で沸き起こって、また自民党の党内においてもそのような議論があると聞いておるわけでございます。そういう状況の中で一応の落ちつきを取り戻しておる、こういうような状況でございます。しかし、今回のこの預金保険法の改正案につきましては、この法案そのものには、全くそういうことは論じられておらないわけであります。
先日、私の質問において申し上げましたが、来年の通常国会において今回提出の預金保険法を改正して、修正をしてやりたいというような、自民党の党内にあるというように聞いておるわけでございますが、この年末を迎えて、金融機関の中には資金の調達が大変厳しいというようなところもあるやに聞いておるところでございます。今こういう状況の中で年末を迎え、また新年を迎える、何もやらない、こういうことではまた再び株式市場の動揺が始まるのではないか、このように私は考える次第でございます。
冒頭、大蔵大臣にお聞きいたしたいわけでございますが、今回の株式市場の動揺、また、私が今申し上げましたこの公的資金導入論に関係して、大蔵大臣の御所見、御見解をお伺いいたしたいと思います。