谷口隆義の発言 (大蔵委員会)
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○谷口委員 確かに流動性の問題が大きいわけでございますが、ただしかし、この二%であるとか四%であるとかという、破綻に至らないまでも自己資本比率が極めて低下してきたというような基準は、一つの大きな基準になり得ると思うわけでございまして、そのように申し上げたわけでございます。これに対しても御答弁をお願いする時間がちょっとございませんので、私はそのように申し上げたいというように思います。
あと、何かきょうニュースを見ておりますと、自民党の党内で、金融機関の代表者が呼ばれて、貸し渋りをやめるように、このようなお話があったかのように聞いておりますが、貸し渋りは、先ほど申し上げたようなことで、最大の原因は早期是正措置にあるというように言われておりますし、私もそのように思っております。
いろいろ貸し渋りの原因があるわけでございましょうが、従来から私が申し上げておったように、金融機関の不良債権は三つに分類されますね。破綻債権と金利減免債と、あと延滞債権、このように三つに分かれている。一番問題があるのは延滞債権。要するに、我が国では六カ月延滞になれば、この状態で延滞債権として不良債権として上がってくるわけです。
ところが、その間に内入れがあるということになってくると、これは正常債権になってしまうわけですね。そういうようなことを意図して追い貸しをしておる金融機関が極めて多いというように聞いております。この追い貸しをすることによって不良債権になることを避ける、このようなことが言われておるわけでございまして、不良債権の公表額はどのぐらいだと私は従来から何回かお尋ねしましたら、銀行局長は、先日も二十七兆円ぐらいになったというようなお話でございました。
これが信じられない最大の理由は、そのような追い貸しが行われておる、追い貸しを行うことによって、現実不良債権であるにもかかわらず正常債権であるかのごとくやっておるというようなことが極めて大きな問題だというように私は思っておりまして、ひとつ貸し渋りの原因と申しますか、仮に追い貸しがその対象になっておるとしたら、ここに来て急激に不良債権がふえてくる可能性がございます、実質的に不良債権でありますから。そのようなことについてどのようにお考えでしょうか。