谷口隆義の発言 (大蔵委員会)
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○谷口委員 それで、今度二十五条の特融のことをお聞きしたいのですが、日銀開聞以来、特融のピークは一兆二千億だったというように聞いておるわけでございますが、現在、先日の当委員会において総裁がおっしゃったのは、大体三兆八千億ぐらい今出しておるというような状況のようでございます。
もちろん金制調答申にもありますように、特融は回収可能性の観点が極めて重要でございます。回収できないようなところに特融を出すということについては、これは大変問題がある、こういうようなことであるわけでございますが、この日銀の特融が無制限にふえてまいりますと、通貨供給量がふえるということで日銀の財務内容が悪化する。中央銀行としての日銀の財務内容が悪化すると、我が国の信用力は低下する。我が国の信用力が低下すると、これが円安に結びつく。現実に今もう百二十九円台で、きょうも見ておりましたら若干円安傾向でございます。
また、莫大な通貨供給量の増大は、一方でインフレを招来する可能性もございます。今現在デフレ経済状況の中で、今回このような状況の中で日銀特融において莫大な特融をなされて、市場において急激にふえたということによってインフレが招来しますと、まさにスタグフレーションになりはしないか、このような危惧さえ言われておるところでございますが、このようなことについて日銀の御見解をお願いいたしたいと思います。