木谷雅人の発言 (厚生委員会)
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○説明員(木谷雅人君) まず、医師の需給に関連した大学医学部の入学定員のあり方につきましては、現在、文部省において有識者から成る二十一世紀医学・医療懇談会にお願いをいたしまして、将来における国民の医療サービスに対するニーズや適切な教育条件の確保等を総合的に勘案して医学教育あり方全体の中で検討をいただいているところでございます。
その具体的な検討に当たりましては、国際医療協力の推進のための、先生の御指摘のございましたような外国人留学生の積極的な受け入れ、あるいは製薬、福祉など今後医学的知識を有する人材の一層の需要が見込まれる分野に関する人材育成のあり方などに十分留意の上検討を行いまして、必要な医学教育、研究体制の整備充実が図られるように努めてまいりたいと思います。
次に、私立大学の果たしている役割につきましてでございますが、我が国の医師の養成においてそれぞれ建学の精神に基づく特色ある教育を行い大きな役割を果たしているものと認識しておりまして、文部省としても、御案内のとおり私学助成の充実等に努めているところでございます。文部省としては、今後、国公私立を通じて各大学の医学部がそれぞれの役割、目的に応じた特色を生かしつつ、全体として多様な発展を遂げていきますように支援をしてまいりたいと思っております。
国立大学の特に予算面の制約というふうなことについての御指摘がございました。先生御指摘のように、大学の組織運営については、大学の教育研究の質的向上を図るためにそれぞれの大学の自主性と自由度を高め、自律的な運営が行えるように改革を進めていくことが重要でございます。
このため、文部省におきましても、去る十月三十一日に大学審議会に対しまして二十一世紀の大学像と今後の改革方策について諮問を行いました。その中で、大学の組織運営システムの改革も検討事項の一つとしておりまして、具体的には大学の教育研究の機動的な対応を可能とするための措置として、例えば特定プロジェクトの年度を超えた執行など、予算執行上の弾力性の確保等についても検討をいただくこととしております。
今後、文部省といたしましても、大学審議会の議論を踏まえ適切に対応してまいりたいというふうに考えております。