西山登紀子の発言 (厚生委員会)

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○西山登紀子君 おはようございます。日本共産党の西山登紀子でございます。
 先日、全国精神障害者家族会連合会理事長の山下さんから各部屋に、私の部屋にもですけれども、この「「精神保健福祉士」法の成立を願う」という文書が届けられたわけです。その文書は、「精神科の病気を持つ当事者や家族が長らく待ち望んでいた精神科ソーシャルワーカーの資格制度である「精神保健福祉士」法がようやく成立に近づこうとしている。」というふうな言葉から始まっているわけですが、私はこの家族の方が長らく待ち望んでいたという言葉に大変心がとまったわけです。こういう声にこたえるのが私たちの使命ではないかというふうに思いました。
 一つの資格を、その当事者ではなくて、お世話を受けている人たちが早くしてくれというのはなかなかないんじゃないかと思うわけですけれども、こういう文面が届いているわけです。特に日本ではこういう精神障害者の方々の社会復帰のための施策のおくれが指摘をされてまいりましたし、ソーシャルワーカーの確保あるいは社会復帰施設の受け皿づくりというのが緊急の課題になってきていると思います。
 総務庁の九四年の行政監察では、精神科の入院患者の方々三十四万人のうち、社会の受け入れ体制が整えば復帰可能な人々は約二割、七万人に上るというようなことも数値として明らかになっているところでございます。入院治療によって病状は回復したものの、地域社会の偏見あるいは体制の不備のために社会復帰への道が踏み出せずに高齢化していく人も大勢いるということですから、そういう人々の社会復帰の願いに早くこたえるのが行政の重要な責任だというふうに思います。
 そこで、大臣に基本的な御見解をお伺いしたいんですが、今回の精神保健福祉士法によって国家資格になるのは、現在いわゆる精神科ソーシャルワーカーと言われる人たちが中心になるわけですが、この法案で精神障害者の社会復帰を促進するという上でどのような積極的な意味を持つのか、その点をまずお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 西山登紀子

speaker_id: 7729

日付: 1997-12-12

院: 参議院

会議名: 厚生委員会