西山登紀子の発言 (厚生委員会)
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○西山登紀子君 私は、ただいま可決されました精神保健福祉士法案に対し、自由民主党、社会民主党・護憲連合及び日本共産党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。
案文を朗読いたします。
精神保健福祉士法案に対する附帯決議
(案)
政府は、次の事項について、適切な措置を講
ずるべきである。
一 精神障害者等の自立と社会経済活動への参
加を推進するため、障害者プラン等の充実に
努め、障害者プラン等に沿った社会復帰施
設・地域生活援助事業等の着実な整備・拡充
を図ること。
二 精神障害者に係る保健・医療・福祉の総合
的なサービス提供体制の確立を図るため、医
療計画における二次医療圏等を参考とした障
害保健福祉圏を設定し、各種のサービスを面
的、計画的に整備することにより、重層的な
ネットワークを構築すること。また、精神障
害者保健福祉施策等の推進における市町村の
役割を明確にすること。
三 精神保健福祉士の養成に当たっては、実習
の機会を十分確保すること。また、資質の向
上及び適切な人材の確保に努め、既に精神病
院等において精神障害者の社会復帰のための
相談援助に従事している者が円滑に受験資格
を取得できるよう、講習会の実施等について
十分配慮すること。
四 四年制大学・看護婦養成所等において既に
精神保健福祉士の指定科目を修めている場合
には、精神保健福祉士の養成課程における当
該科目の免除等の措置を講ずることを具体的
に検討すること。
五 社会福祉士の受験資格を得るための実務経
験施設に医療施設を追加することについて検
討することとし、また、社会福祉士の養成カ
リキュラム及び実習内容についての所要の見
直しを行う等、社会福祉士の制度の拡充を図
るとともに、社会福祉士の活用・普及に努め
ること。
六 精神保健福祉士及び社会福祉士が、互いの
資格を取得しようとする場合には、それぞれ
の養成課程において科目免除等の措置を講ず
ることを具体的に検討すること。
七 医療ソーシャルワーカーの資格制度につい
ては、速やかに検討を開始すること。その際
には、ソーシャルワーカー全般の資格制度の
在り方を踏まえること。
八 精神保健におけるチーム医療を確立するた
め、臨床心理技術者の国家資格制度の創設に
ついて検討を進め、速やかに結論を得るこ
と。
九 精神病院における不祥事件の多発にかんが
み、開放処遇など適切な医療提供、医療機関
の情報公開の推進及び精神病院の指導監督の
徹底を図ること。
十 精神障害者等の一層の人権擁護を図る観点
から、自己決定の理念を尊重した新たな成年
後見制度の創設、並びに精神医療審査会の充
実強化等について総合的な検討を行い、必要
な措置を講ずること。
十一 精神障害者に関する各種資格制限及び利
用制限について、現在、総理府を中心に行わ
れている障害者に係る欠格条項の見直しに関
する検討結果に基づき、その見直しを行うこ
と。
十二 精神保健福祉士に係る指定登録機関又は
指定試験機関の指定を受けるための新たな法
人の設立は行わないこと。
右決議する。
以上でございます。
何とぞ、委員各位の御賛同をお願い申し上げます。