横島庄治の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○参考人(横島庄治君) ただいまの御質問は調査会が出しました九項目に絡んでの御質問と承れば私はお答えする立場が発生いたしますけれども、そういう立場でお話をさせていただけば、九項目設定のときの都市基盤の整備をどうすべきかという議論は非常に時間をかけてやっております。
 そのときに出てきた話は、今お話しのように、いかに安い形で社会資本整備をするかということが本題でございまして、実は、今東京で先生御説明のとおり道路一本つくるにしても物すごくお金がかかる。この東京の過密状態を解消するために、あるいは安全性を確保するために、あるいは景観を整え美しい首都をつくるためにここをいじればいいじゃないかという御議論は確かにございますけれども、込み過ぎておりましてそれは大変なお金がかかるんですね。そのことよりも、いっそ新しい首都に最低規模のものをきちっと据え込んだ方が安全で安上がりで確実な新しい機能の期待ができるという議論がありました。
 ですから、当然のことながら、いわゆる地下共同溝的なものはもう大前提でございます。光ファイバーも埋め込むことがいいということは検討段階では何度も出ました。それから道路につきましても、いわゆるCO2が発生しないような形での電気自動車の導入とか、あるいは道路を全部地下にしてしまって、地表部分については歩行者が歩いて動けるような都市をつくってはどうかというようなことまで考えまして、新しい都市ができるときの可能な限りの経費の節減を図りながら新型の都市をつくりたいということは確かに調査会では夢として語られました。しかし、いずれにしても、これは費用との関係がございますので果たせるかどうかはわかりません。
 もう一つは、巨大な構造物をつくるよりは木造の国会議事堂をつくってはどうかというふうな意見もございまして、これは文言上は調査会報告に入っておりませんけれども、豊かな緑の中に静かにたたずまう日本古来の木造建築の国会議事堂などというのが一つの新しい時代の象徴性じゃないかとまじめに議論をした経過はございます。私が賛成かどうかということではございませんけれども。

発言情報

speech_id: 114114298X00319971120_014

発言者: 横島庄治

speaker_id: 34849

日付: 1997-11-20

院: 参議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会