横島庄治の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)

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○参考人(横島庄治君) 三重野先生の御炯眼だと思いますが、もちろんこれからはもうほとんど、フェース・ツー・フェースの行政はどんどん姿を消していくというのはもう一定の流れでございましょうから、くっつき合っているということのむだというんでしょうか、それは当然改善されるべきだと思いますからそのとおりだと思いますね。
 実は、マレーシアのプトラジャヤという新しい首都は電脳首都という言い方をしておりまして、ほとんどの行政をコンピューター化しております。それが来年の十月から動くために、今政府の役人が全員コンピューター学校に入学をしまして全部勉強し直しているわけです。ですから、もうこれからはマレーシアの行政はコンピューターを使えない人は役割を果たせないというところまである意味では追い込んでいるわけです。
 こういう時代が日本でさっと来るかどうかは若干疑問もございますし、マハティール首相が国策としてそういう電脳都市を主張しているということもあってやや無理を承知でやっておいでのようですけれども、日本がそれほど急激に変わらないとしましても、その方向に行くための都市というものがどういうものでなければいけないのか、それはやはりおのずと答えが私は見えているんじゃないかと思うんです。
 先ほどの御質問でもかなりお金がかかるはずだという御質問がありました。確かに最初の投資は、光ファイバーを入れるというのは、今の東京に埋まっているものをつくるより実際は初期投資がかかるんです。しかし、これが将来的にどのぐらいの効果をあらわすかといいますと、非常に安い投資で絶大の効果をあらわしてくるというのは十年、二十年先で多分見えてくるんだろうと思うんです。ですから、その辺の時代の先取りをするということもこれからの日本の首都機能の中では絶対必要であろうと思います。
 世界の各国の首都機能の中で電脳化しているところというのは、実は今それほどはないんです。全部既設の都市の中に後から埋め込んでやっているものですから、非常にむだの多い電脳化作業をしている。その意味では、マレーシアのプトラジャヤというのは世界最初の電脳首都になると思いますけれども、これを追うとすれば次は日本なのかなという気がいたします。

発言情報

speech_id: 114114298X00319971120_027

発言者: 横島庄治

speaker_id: 34849

日付: 1997-11-20

院: 参議院

会議名: 国会等の移転に関する特別委員会