江本孟紀の発言 (国会等の移転に関する特別委員会)
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○江本孟紀君 自由の会の江本と申します。よろしくお願いします。
ちょっと重複するかもしれませんけれども、先ほど先生の方から非常に危機管理ということを中心に前半はお話しされましたけれども、首都機能移転に関しての理由の一つに危機管理という話は何か説得力があるようでないんじゃないか。
というのは、先ほどの話を総合しますと、こういう機能がどこかに移ると。空き地が残ったとしても、東京都の人口密集地、先ほども先生の方からお話がありましたけれども、その人たちが仮にこの辺にゆったり住めるというんであれば別ですけれども、ここをあけておいても、例えば江東区やああいう人口密集地で災害が起きて、さあ避難といったって、ここへ来るのが大変ですよね。
だから、私は、実質的にはこの危機管理というのは首都機能移転ということの理由には余りしない方がいいんじゃないか。むしろ東京というところは、もっとも関東大震災というのがあったかもしれませんけれども、それ以降は大きな災害はありません。私は、五年半前ですか、参議院に参加して災害対策特別委員会におったんですが、これはもういる間に何度か地方で災害が起きて視察に行っております。そういう意味でいうと、東京はむしろ安全なところじゃないかと、危機的に。
危機管理といえば、実際にはそういう自然災害ということじゃなくて、むしろ外敵に対して、この首都機能移転がちゃんとそれに対する防衛体制ができているかというようなことの方が危機管理ではないか。だから、何かいま一つ国民的盛り上がりというかこれがないのは、東京都なんかでも、例えば国会議員とかそれにかかわる行政の人たちがどこか安全な場所へ移って、残ったあとはみんなけがや病気をするのかというようなことで言うと、どうもちょっと納得いかないんじゃないか。
そういうこともあって、私は先生に最後にお聞きしたいんです。非常に単純な聞き方をして申しわけないですけれども、やはり移転することによっての効果が大きいということであれば、この日本の人口からいうと今一億二千万です。その土地からいえば大体二千五百万人の人口ぐらいが一番豊かで過ごしやすいと言われておるんですけれども、一億人以上の人間がいる国の中で、平地も非常に少ないという中で検討すれば、余りいろんな理由をつけるんじゃなくて、新しい日本、または新しいそういう効果が大きいということであれば、やっぱりある程度立地はここがいいという場所があるはずなんです。
それを私、まずそこがありきでこういうふうに持っていった方がいいんじゃないかと個人的には思っているんですが、先生は非常に言いづらいと思いますけれども、私はこの辺がいいというところがあると思うんですが、参考に聞かせていただきたいと思います。