原口一博の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○原口委員 質問に簡潔に答えていただきたいのですが、先日、三日でございますか、アメリカの会計検査院のレポートが出ました。いわゆるGAOがSACOの最終報告に関するレポートをまとめて議会に提出しているわけでございますが、これによりますと、移転に伴うアメリカ側の負担は十年間で一億九千三百五十万ドル、こんな巨額なものになる。また、そのときに、仮に建設費を四十億ドルたというふうに見積もったとすると、年間二億ドルの維持費がかかる。あるいは、普天間の飛行場を移す、そのときの有害物質の除去の負担をすることになれば、さらにそのアメリカ側の負担は拡大する。また、技術的にも難しいし、サンゴ礁の環境、そういったものを考えても、非常にこれは難しいということをアメリカ側のレポートが言っています。私はここで問うておかなければいけないのは、このときの詰めが非常に甘かったのではないか。政府部内での、あるいはSACOの対応の甘さも私は指摘されるべきであるというふうに思います。
 これは、三月の三日、アメリカのブルッキングス研究所がこういう指摘をしています。海兵隊はオーストラリアと韓国に三分の二を展開して、そしてこういう巨額な費用を使うべきでない。これはマイク・モチヅキさんという方の論文でございますが、いわゆる今の政権を支えている政党のメーンのシンクタンクであるブルッキングス研究所がこういう論文を出している。
 これはこの院の質問の中にも何回もありました。今の沖縄の兵力、これがどうして今のままあるべきなのか、そのことについての明確な判断材料を私たちに外務省は出していただきたい。なぜここに海兵隊が今のまま展開すべきなのか、そのことについての材料をお出しいただきたいと思うのですが、外務省、いかがですか。

発言情報

speech_id: 114203895X00319980312_009

発言者: 原口一博

speaker_id: 33724

日付: 1998-03-12

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会