尾身幸次の発言 (緊急経済対策に関する特別委員会)

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○尾身国務大臣 ただいまの表現のとおりでございまして、回復テンポが緩やかになっているというような表現を九月、十月には使っておりましたし、十一月には、景況感に厳しさが見られ、足踏み状態というような表現になっておりますし、二月からは停滞をしているという表現にしております。
 足踏み状態と停滞という言葉の違いでございますが、足踏み状態より停滞の方が厳しさが増しているというふうなつもりで使っておりまして、九月以降徐々に厳しさが増しているということを認識している表現になっていると思います。
 現在、五月の表現は、生産あるいは雇用の実体経済という面におきましては、停滞し、一層厳しさを増しているとしておりますが、なお五月には、経済の先行きに対する不透明感にはやや落ちつきの兆しが見られるということも表現をしておりまして、最終需要が川上であり雇用や生産が川下であるとすれば、いわば川上の方には、やや不透明感には落ちつきの兆しが見られるというような表現で、状況が変わってきているかもしれないという含みを持たせております。
 ただ、四月、五月の状況はもう少し統計数字その他を見てみないとはっきりした判断ができないわけでございまして、なお景気の動向に一層注意して見守ってまいりたいと考えております。

発言情報

speech_id: 114204055X00719980521_009

発言者: 尾身幸次

speaker_id: 1221

日付: 1998-05-21

院: 衆議院

会議名: 緊急経済対策に関する特別委員会