長勢甚遠の発言 (厚生委員会)
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○長勢委員 新規参入を既得権擁護というようなことで不合理に抑制をするというようなことはこれからの医療提供体制をとる上で適当でないということは、そのとおりだと思うのですね。そのことは大変大事なことなんですが、今回、過剰地域については更新等の際にそういう観点で少しでも新陳代謝を図ろうという部分がありますので一歩前進かなと思うのです。しかし、合理的に新陳代謝をうまくやっていく仕組みをつくるというのはなかなか実は難しいなという思いもしている。
阿部先生から特定の義務を課して云々というような御意見があったわけであります。しかし、それも一つの案かなとは思いますが、あらゆる開設許可をなさる方々が、これもやります、あれもやりますということになれば、結局同じことになってしまうのではないか、つまり保険財政との均衡はとれないということになってしまうのではないかという疑問を持つわけであります。
これは私はうわさで聞いている話でありますからどの程度真実かわかりませんが、現実に昨今、医療計画と無関係に医療機関を設立したいという動きが国内のみならず外国人の中にでもあるということを聞いておるわけで、こういう動きは当然、自由開業というものを根拠にして医療計画を無視していくことになりがちということになりますと、極端な言い方をしますと保険財源を食い物にすることにもなりかねないという心配すらあるわけで、新規参入を認める仕組みをつくると同時に、こういうことを放置するということは大変なことになるのではないか、このように心配をしておるわけであります。
重ねて阿部先生にばかり聞いて恐縮でございますが、義務化をすればそういう仕組みがうまくいくのではないかというようなお話であったように聞きましたので、今私が申しました現実の心配も含めて、新陳代謝をうまくやっていく仕組みについて御提言があればお伺いさせていただきたいと思います。