土肥隆一の発言 (厚生委員会)
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○土肥委員 民主党の土肥隆一でございます。
昨晩からけさにかけまして大きな動きがございまして、来年度はキャップをかぶせないということになりまして、私の質疑も若干腰砕けになってしまうわけでございます。
こんなので来年も再来年もいくんですかという質問を予定しておりまして、これは社会保障制度を根幹から揺るがす考え方だということを申し上げたかったんですが、大臣が粘りに粘りまして、来年はキャップをかけないということになりましたので、厚生省応援団としましては、ほっと一息ついたという感じもしながら、しかし、今回の平成十年度の予算を見てまいりますと、キャップがかかって、そして厚生省が四苦八苦努力して、あっちを削りこっちを削り、あっちにかんなをかけてこっちにかんなをかけてやっとできた予算案というような感じがいたしまして、それを見て、私も八年間国会におりますけれども、厚生委員会で一貫して仕事をさせていただいておりますけれども、なるほど、こういう手法をお役人さんは考えるものだなと改めて認識を新たにしたわけでございます。
しかし同時に、私は、今回の上限枠を決めるというのは、我々厚生委員にもあるいは厚生省にも、ある意味で大変なショックを与えたんじゃないか。一種のショック療法、電気ショックを一瞬かけられて、一体これは何だといって、みずからももう一度、問題点あるいは社会保障制度というものを根本的に見ていかなければならないんだということも認識させたと思うのであります。やがて抜本改革が平成十二年度から始まるということになれば、当然このショックは続いていくわけでありまして、橋本総理大臣の財政構造改革の、ある意味での効果があったんじゃないかと私は認識しております。
それにしましても、一体厚生省は、予算編成をするときに、今回のような、財源が限られて、しかも思い切って、当然増八千五百億あるうちから三千億残してあとは全部削って持ってこいというのが今回の予算案であったわけでありまして、やはりこれは、中身をよくこの際吟味いたしまして、抜本改革にも役立てていきたいと私は考えております。
さて、全体で八千五百億、私が聞いておりますところでは、医療関係が約六千億、それから年金が千五百億、福祉が一千億、これで八千五百億になるわけですが、これをネットにしまして要縮減額というのを出していく、そして、今回、老人医療費関係では、適正化というふうに言っておられますけれども、三千二百六十億円の縮減額をお示しになったということでございます。
その老人医療費については後でおいおいお聞きいたしますが、年金で一千五百億当然増、そして福祉で一千億の当然増、これは、ちょっと今回の法案とは違いますから余計なようでありますけれども、どういう削り方をなさったのか、そのメニューを教えていただけますか。