武山百合子の発言 (厚生委員会)

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○武山委員 ベッドと医師の数、両方相関関係があるというわけですね。はい、わかりました。
 それから、医療の情報公開についてお聞きしたいと思います。
 日本ではこれをいわゆるレセプトという言葉で言っておりますけれども、どれだけ国民にこのレセプトという言葉が浸透しているのか疑問ですけれども、診療報酬明細書ですね。これだと国民に全員にわかると思うのですけれども、何か非常に片仮名の文字が日本はお好きのようで、たくさん意味不明の片仮名の文字が出ておりますけれども、この診療報酬明細書についてちょっとお聞きしたいのです。
 私、実は長いこと海外で生活しておりまして、日本へ来てまだ五年足らずなんです。アメリカで実は二年前に交通事故に遭ったものですから、二週間の入院をしました。大変な事故だったものですから、心臓外科の手術と、それからこちら、肝臓、肋骨だとか全部骨が折れまして、大変な手術をいたしました。
 それで、集中治療室に一週間入りまして、その後病室に入りまして、二週間入ったのですけれども、アメリカで十万ドル、約一千万近く医療費がかかったのです。その中に、麻酔、麻酔薬、それぞれ診療の内容が全部明細が書かれているのです。大体文字が読めれば、子供から大人までこの内容というのはよくわかるのですね。それで、医者の診療代が幾ら、それから実際に麻酔がどれだけ、手術代が幾ら、部屋が一泊幾ら、大変細かく、わかりやすく出ているのです。
 それで、私、帰国しまして、日本で病院にかかる機会がなかったものですから、二年前から病院に行きまして、日本で、いわゆる領収書兼外来診療費請求というのですか、これを私立大学のその病院でいただきまして、それから防衛医科大学でちょっとリハビリの関係を診ていただいているものですから、防衛医科大学でいただいたものと見比べますと、明細書というのが、これはレセプトじゃないわけですね、いわゆる診療を受けに来た私にくれる領収書兼診療請求書のようなものですね、それが出ておりまして、非常にこれはわかりにくい。
 私、何の数字が出ているのか、点数もそれから意味がわからない。まず、総額でどれだけかかったのかということが非常にわかりにくい。それで、今度部分的に、検査料とか再診料とか、そういうのはわかりますけれども、点数と、それからこれは国立病院だと思いますけれども、基本料、それから点数、その意味も正直言って最近初めてよくわかったのですけれども、ぱっと見てわかりにくいということを非常に感じました。アメリカでたまたまそういう事故に遭ったり、また長いこと海外生活した、その医療にかかわった状態と比べまして非常にわかりにくい。
 それで、私思いましたけれども、何というのですか、レセプトというこの診療報酬明細書と、それから、診療を受けに来た患者さんに渡すのと一枚で済ませたら、全体がどういう診療をして、総合的にどれだけかかったかという総合のトータルが出ますね。その内訳のうち、例えば、基本料は幾ら幾らです、先生の検診料は幾ら幾らです、それからレントゲン代は幾ら幾らです、トータル、合計この金額になります、それで、このうちの、私は国民健康保険ですので、三割が自己負担です、七割は保険者が支払います。そういうふうにわかりやすいものを一枚の、あるいはセットで、例えば何枚かで複写できるように、そんなのにしていただけたら、どんなに私たち患者にとってはわかりやすいのではなかろうかと思うのです。
 そうしますと、それが一枚は本人に来、そして一枚はその病院に残り、一枚は保険者に行くわけですね。そうしますと不正請求も防げるのじゃなかろうかと。診療明細書が全部に行く、患者にも来、そして病院にも残り、保険者にも行く。そういうふうなことをちょっと感じましたけれども、みんなばらばらに分かれていて、この診療報酬明細書と、患者に来る請求書、領収書とばらばらなわけですね。その辺は、一緒にするなんという発想はいかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 武山百合子

speaker_id: 16992

日付: 1998-04-24

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会