砂田圭佑の発言 (大蔵委員会)
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○砂田委員 時間がなくなりましたが、最後に、大蔵省の皆さんに望みたいことを申し上げたいと思います。
日本は、明治以来、官吏が清廉にして無私であった、そのことが今日の日本を築き上げる大きな一つの要素であったことは間違いのないところであります。しかるに、今日の日本の官吏の不祥事は目を覆うものがあります。権力を持つ者に伴う義務と責任については、古くから言われてきたところでございます。
六世紀の聖徳太子の十七条の憲法には、官吏はみだりに人と飯を食うなという一節があります。そして訴訟については、訴える者、訴えられる者、その間に立って公正な裁きをしろということがうたわれています。組織に身を置く者の源流として、既に聖徳太子は六世紀にこのことを言っているわけであります。歴史が培った秩序を子供のときから学ばなかったことが、今日の悲劇をもたらしていると思います。
どうかひとつ、特に若い官僚の諸君には、その能力を高めて、そして自信と誇りを持って、日本のために義務と責任の遂行をされることを強く望みたいと思います。
以上をもって終わります。