鴨下一郎の発言 (大蔵委員会)
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○鴨下委員 今回、IMFに対する日本の出資シェアそれからそれに伴う投票権シェアが拡大するわけでありまして、出資シェアでいえば今回の改正によって六・二八%、それから投票権シェアが六・二八%ということで、この拡大の幅だけで見ましても、例えばタイ一国の投票権シェアにも及ぶぐらいに非常に大きな部分になるわけであります。
まあ、日本はそういう意味でも、きのうの飛行機の中での記者会見の中で橋本総理も、日本がIMFを通じて、それから二国間の中でも、アジアの経済に対して非常に寄与しているんだ、こういうようなことをおっしゃっているわけですけれども、例えばインドネシアそれから韓国などでも、IMFのプログラムを受け入れる受け入れないというような問題については、非常に国民の中からいろいろな意味での反発があります。例えば、もしIMFのプログラムを受け入れてそれを着実に実行するということになれば、これはもう厳しい財政、金融の引き締めがもちろん必要とされるわけでありますし、それからその結果として信用の収縮それから企業の倒産、何よりもその後に、例えば雇用の不安それからそれに伴う労働者のスト等が行われてきて、結果的には、例えばIMFのプログラムに対して非常に国民の反発があって、それに貢献している日本という国は投票権についても二位のシェアを持っている、こういうような国に対してのある意味での、言葉はよくないですけれども、逆恨みに通ずるようなことがあってはならないというふうに私は思っているのです。
そうしますと、この点について私は、日本がIMFに貢献するのは大いに結構ですけれども、それが逆の意味につながってくると非常に困るなというふうに考えておりますけれども、そのことについてはいかがでしょうか。