中馬弘毅の発言 (本会議)

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○中馬弘毅君 ただいま議題となりました日中漁業協定につきまして、外務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
 我が国と中国との漁業関係は、これまで昭和五十年に締結された現行の漁業協定のもとで維持されていますが、今般、日中両国について、平成八年に発効した国連海洋法条約の趣旨を踏まえ、原則として沿岸国が自国の排他的経済水域において海洋生物資源の管理を行うことを基本とした新たな漁業秩序を日中間に確立するため本協定を締結することとなり、両国間の累次の協議を経て、平成九年十一月十一日東京において本協定の署名が行われました。
 本協定は、基本的に旗国主義に基づいた管理措置をとっている現行協定にかわる新たな日中間の漁業協定であり、その主な内容は、
 本協定が適用される協定水域は両締約国の排他的経済水域とし、各締約国は、相互利益の原則に立って、自国の排他的経済水域において相手国が漁獲を行うことを許可すること、
 各締約国は、自国の排他的経済水域における相手国の漁獲が認められる魚種、漁獲割り当て量、操業区域その他の操業条件を毎年決定すること、
 協定水域のうち、北緯三十度四十分及び北緯二十七度の間の日中両国のおおむね距岸五十二海里の各緯度線上の点で囲まれた暫定措置水域については相互入会措置を適用せず、当該水域における取り締まりは旗国により行われること、
 北緯二十七度以南の東海等一部水域については既存の漁業秩序を維持すること
等であります。
 本件は、去る四月十四日外務委員会に付託され、翌十五日小渕外務大臣から提案理由の説明を聴取し、同十七日質疑を行い、引き続き採決を行いました結果、本件は全会一致をもって承認すべきものと議決した次第であります。
 以上、御報告申し上げます。(拍手)
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発言情報

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発言者: 中馬弘毅

speaker_id: 10071

日付: 1998-04-21

院: 衆議院

会議名: 本会議