橋本龍太郎の発言 (本会議)

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○内閣総理大臣(橋本龍太郎君) 武山議員にお答えを申し上げます。
 まず初めに、雇用の安定、そして景気対策についての御指摘をいただきました。
 政府としては、その時々の経済情勢に応じて、財政、金融両面にわたる措置をとってまいりました。今回の措置も、我が国の経済運営に最終的な責任を持つ総理大臣として政治決断をいたしました。私は、今この大事な時期に政治空白をつくるべきではないと考えており、責任を持って構造改革を進めながら景気の回復や雇用の安定に努めてまいります。
 次に、規制緩和との関係で、雇用形態の多様化や労働移動の増加対策についてのお尋ねがございました。
 改革を進めていく過程におきましては、摩擦的な失業の発生などさまざまな影響が及ぶおそれがあります。労働者が生きがいと自助の気持ちを持って、その能力を十分に発揮できることが大切だと考えておりまして、機動的な雇用対策の実施、また労働基準法制の整備等、労働政策面において的確にこたえていきたいと考えております。
 次に、働く女性のための条件整備についてのお尋ねがございました。
 政府としては、女性が雇用の場においてその能力を十分に発揮できるよう、男女雇用機会均等確保対策や職業生活と家庭生活の両立支援対策に積極的に取り組んでいきたいと考えます。
 また、中小企業に対する週四十時間労働への誘導策についてのお尋ねがございました。
 脆弱な経営基盤、取引先との関係など、中小企業の実情に十分配慮しながら、省力化投資等への助成措置も活用するなど、週四十時間労働制が円滑に定着するよう懇切丁寧な指導に一層努めてまいりたいと思います。
 また、法律で縛れない意識や雇用慣行を是正する必要性、そして労働時間短縮のための職場環境づくりについてのお尋ねがありました。
 長時間残業の削減あるいは年次有給休暇の取得促進を図るためには、議員御指摘のように、職場における労使の意識改革、業務体制の改善を進めることが必要であり、引き続き労使の積極的な取り組みを促してまいりたいと思います。
 次に、ゆとりある社会実現のために、祝日三連休化を実現すべきだという御指摘をいただきました。
 現行の祝日の一部を月曜日に移動させることによって連休の創出を図るいわゆる祝日三連休化につきましては、個々の祝日の意義について検討することはもちろんでありますが、三連休化による社会経済に対する影響、三連休化に対する国民世論の動向等も勘案しながら、国民各層の幅広い御意見も踏まえて慎重に検討する必要があると考えております。
 残余の質問につきましては、関係大臣から御答弁を申し上げます。(拍手)
    〔国務大臣小泉純一郎君登壇〕

発言情報

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発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 1998-04-21

院: 衆議院

会議名: 本会議