町村信孝の発言 (本会議)

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○国務大臣(町村信孝君) 岩國議員にお答えをいたします。
 三点ございました。
 まず第一点の、竹下元総理の環境に関する言葉を教科書に入れるべきではないかというお尋ねでございました。
 環境問題は、人類の将来の生存と繁栄にとって非常に重要な課題でございまして、二十一世紀に生きる児童生徒にこれらの問題について正しい理解を深めさせ、責任ある行動がとれるようにすることは、極めて重要であると認識をいたしております。
 教科書の具体的な記述については、我が国は御承知のように検定制度をとっておりますため、御指摘のとおりの記述を教科書に盛り込ませることは残念ながらこれは困難でございますが、今使われている教科書におきましても、例えば、地球環境の悪化を防ぎ、自然を守るために、各国の政府や国際連合を初めいろいろな国際団体が会議を開き、計画をつくるなどさまざまな努力をしている、こういうことが記述をされておりまして、環境を守ることの重要性を既に取り扱っているところでございます。
 二番目に、自然を大切にすることに関する教科書記述の充実についてのお尋ねがございました。
 学校におきます環境教育については、環境と人間とのかかわりや環境を保全することの大切さなどを指導しているところであります。小学校の教科書におきましても、小学校低学年の生活科において、自然を利用した遊びの工夫や動植物の飼育、栽培、こうした活動を扱った教材が取り上げられているところであります。また、社会科、道徳、その他の教科におきましても、自然を愛する心を育てることや、あるいは国土の保全や水資源の涵養などのために森林資源が大切である、こうしたことを踏まえた記述もなされているところであります。
 文部省といたしましては、今後とも環境問題に対する教科書の記述の一層の充実が図られ、子供たちが環境保全やよりよい環境の創造のために主体的に行動する実践的な態度や資質、能力が養われることを期待しているところでございます。
 三番目のポイントですが、木材の特性や環境への配慮の観点から木造校舎の推進についてのお尋ねでありました。
 総理の御答弁にもありましたように、学校施設の整備に当たりまして積極的に木材を活用することは、温かみと潤いがあり、かつ環境への負荷が少ない施設づくりを進める上で効果が期待できるものでございます。
 文部省といたしましても、昭和六十年に既に学校施設における木材使用について通知を発出してその促進を図ってきているところでございます。今後とも設置者である市町村等に対して木材の積極的な活用を促してまいりたいと考えております。
 以上であります。(拍手)
    〔国務大臣上杉光弘君登壇〕

発言情報

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発言者: 町村信孝

speaker_id: 34906

日付: 1998-05-19

院: 衆議院

会議名: 本会議