土屋品子の発言 (労働委員会)

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○土屋委員 無所属の土屋品子でございます。無所属ですので、いつもだったら一分ということでございますが、きょうは二十分という時間をいただきましてありがとうございます。
 今回の労働基準法の改正については、随分私の事務所の方にも陳情が参っておりまして、特に女性からの陳情が多いようでございます。きょうは二、三質問させていただきますけれども、今のこのような経済情勢の中で、果たして労働基準法改正をする必要性というのはどうなんだろうかということで考えさせていただきたいと思います。
 政府の先日の発表によりますと、完全失業率が過去最高の三・九%、数にして二百七十七万人に上り、一カ月で〇・三ポイントもの急激な上昇でございます。有効求人倍率は〇・五八倍という大変ショッキングな数字になっています。私も、選挙区へ帰りましても、商売をやっている方とか、景気を何しろよくしてほしいという声が大きいわけでございまして、また、消費税の負担についても重いというような声が多いわけでございます。先行き不透明で、漠然とした不安感を皆さん感じているような気がしますけれども、失業ももう私たちの身近に、本当に若い方が失業しているような状況でございますので、このような経済状況で労働基準法の改正をするのは厳しい環境のような気がいたしてならないわけでございます。
 法案の趣旨を考えますと、グローバルスタンダードに立って、国内外の経済社会情勢の変化に応じた労働条件の整備ということではまさに今必要なのかなという気もいたしますが、今、何度も言っていますように、高失業率のもと、職の選べる状態ではないというのが現実なのではないかと思います。もっと景気がよくなって雇用状況が好転して、雇用者が労働者確保のための福利厚生に力を入れられるような状況、大臣が前にもおっしゃっていましたけれども、労働者が家庭と仕事の両立を可能にすべく労働条件を選択できるようになるのでしょうか。そこら辺をお伺いしたいと思います。
 現状では、結局今のままだとなかなか両立てき
るような状況にはならないのではないかと考えております。もう少し景気が回復するのを待ってからにしてはいかがでしょうか。大臣はよく、薬には効果と副作用があるとおっしゃっておられますが、今労働基準法を改正した場合のメリットとデメリットも含めて、この時期に法律を改正する必要性について、お伺いしたいと思います。

発言情報

speech_id: 114205289X01219980506_188

発言者: 土屋品子

speaker_id: 28254

日付: 1998-05-06

院: 衆議院

会議名: 労働委員会