陣内孝雄の発言 (交通・情報通信委員会)
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○陣内孝雄君 自由民主党の陣内孝雄でございます。
藤井大臣は、先々週末にはトンボ返りで訪米され、長年の重要な懸案であった日米航空協定を締結されました。大変に御苦労さまでございました。運輸行政進展のための藤井大臣のたゆまざる御尽力に心から敬意を表したいと思います。
さて、私は中部国際空港の設置及び管理に関する法律案に賛成する立場から少し質問させていただきます。
航空輸送が現代社会で他の交通機関を圧し主役の座を不動のものにしつつあるということは、だれの目から見てもそう思われると思います。政治・経済分野で進むボーダーレス化の進展で、国際的な人、物、金の動きがさらに加速し、航空の持つ大量高速輸送という特性に今後一層期待がかかっていくことは間違いありません。航空需要は旅客、貨物とも右肩上がりに成長しておりまして、二十一世紀初頭には大航空交流時代が到来するものと思います。
そのような予測のもとで、アジア諸国は交流の基盤たる国際ハブ空港の整備に力を注いでおります。我が国も、アジア経済の中心として、空港が交流のボトルネックにならないように国際ハブ空港の整備に国を挙げて取り組む必要があると思います。折しも、今回のアジア経済危機は、改めて我が国がアジア経済において果たすべき中心的役割の必要さを痛感させました。我が国として、地球社会時代に向けた新しい戦略的取り組みが必要でございますが、航空政策を確固たるものとしてそういう観点から進めていただきたいと思うわけでございます。
その場合に留意すべき点として、私は、我が国が国土の均衡ある発展を実現するために、東京、大阪、名古屋といった事業集積ごとに空港が役割をうまく分担して、かつまた連携して全体として機能を果たしていくことが重要であると考えます。
そこで大臣にお伺いしたいんですが、我が国の国際ハブ空港整備の基本的な考え方、さらに成田空港、関西空港、中部空港にどのような役割を分担させようとお考えがお尋ねしたいと思います。