志苫裕の発言 (行財政機構及び行政監察に関する調査会)

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○志苫裕君 そうまとまった意見はないんですが、私も率直に言って、この調査会のメンバーになってここへ来ているけれども、この調査会は何をする場所かなと思っているんです。
 今いろいろとお話がありましたが、私は行政監察は議会でいいと思うんです、議会は最高の機関ですから。ただ、政策評価になりますと、根底は議会が定めるわけですから、これを評価できる者はいない、できるのは国民だけです。議会で法律をつくって、どれに幾ら財政を支出しようかとか決めて、それをまさか行政府がそれは間違いだと言う権限も何もないわけで、ほかの機関をつくったって、国権の最高機関は国会ですから、この最高の機関に向かってその法律を直せとか言えるのは国民だけですよ。そういう意味で、私は政策評価というのは議会で十分じゃないかと。例えば、こういう調査会があってときどきその政策評価をテーマにするということをすればいいんじゃないかと思います。
 ただ、行政評価の方は、これは行政評価の一つとしては会計検査もあれば行政監察も、いろいろな部分がありますけれども、これは我々もなじみの深いところでできぬわけでもない。それをどういうスタッフでどう効果的にやるか、どうやってそれを実行させるかというようなことはここでは議論できると思いますが、行政評価は難しいなと私は思います。難しいというか、一体そんな機能があるのかという感じがしないわけでもないですね。
 それらをどうやってこれからまとめていくのか、みんなとの相談事ですけれども、少し政策評価と行政評価の概念を分けて考える方があるいは整理しやすいのかもしれません。しかし、評価の仕方も絶対的な評価も相対的な評価もありますし、僕らが子供のころ、私たちの先輩は学校は甲乙丙丁だったんですね。私らのときには十点満点、百点満点方式でした。今は偏差値方式でしょう。全体の中で中庸を得ているかどうかということを見ればいいわけで、だからそれを一体どの方式で評価をするか、見るかというその辺もまだまだ整理がついていないという感じがいたします。
 とりあえずその辺の意見です。

発言情報

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発言者: 志苫裕

speaker_id: 18872

日付: 1998-05-11

院: 参議院

会議名: 行財政機構及び行政監察に関する調査会