上杉光弘の発言 (地方行政・警察委員会)
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○国務大臣(上杉光弘君) 御指摘のいわゆる箱物、例えば公立文化施設の整備状況について見ますと、平成九年の三月三十一日現在で県民会館、市民会館、公会堂、これが二千七百二十一カ所でございます。図書館が二千三百八十二カ所、博物館が五百六十九カ所となっております。
こうした箱物、会館等の施設整備について御指摘のような御意見があることは十分承知しておりますが、まず地方公共団体において住民の要望を一層的確に把握いたしますとともに、住民の代表であるそれぞれの県や市町村の議会におきまして事業の緊要度や効果等について十分な審議を行い、適切な事業の選択を行うことが何よりも重要であり、必要であると考えております。
また、自治省におきましても、地方公共団体に対しまして、会館などの施設整備に当たっては行政需要や住民ニーズあるいは利用見込みや維持管理に対する経費等を的確に把握したものにならなければならないわけでございますが、そうした考え方によりまして、これも事業の緊急度あるいは適切な施設水準を十分に検討いたしますとともに、必要に応じて広域行政という新たな手法も地方には展開をいたしておるわけでございますから、広域的な観点から調整を行うなど、効果的な施設整備を行うよう指導をいたしておるところでございます。また、そうした施設をつくれば、当然そこには人を張りつけなきゃならない、そういうものも含めて十分検討し、指導していかなければならない、こういうふうに考えております。
また、箱物の問題につきましては、大きなドーム等をつくりまして年間一億円もの財政負担を求められるような施設等も全国の中には見られるわけでございまして、一つの例として申し上げましたが、そういうもののないように自治省としては十分指導、適切な判断を求めていきたい、このように考えております。