松村龍二の発言 (地方行政・警察委員会)
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○松村龍二君 次に、通産省資源エネルギー庁といたしましては、電調審で原発の整備に大変苦労をいたしまして、かっていろいろな交付金制度をつくっております。
昨年からは、原子力発電施設等立地地域長期発展対策交付金と、舌をかみそうな長い名前ですけれども長期交付金。発電所をつくってから終わるまで、毎年百万キロワット当たりについて八千万、交付金を出そうと、こういうありがたい制度を実現していただいたわけです。
しかし、地元の方に聞きますと、この若狭地方は二市五町一村で成り立っているんですが、原子力発電の立地は一市三町なんですね。この交付金が渡るのは発電所の立地市町村だけである。そうしますと、片方の町は潤いながら、隣の町は全く指をくわえて見ていないといかぬということで、この原子力発電を、せっかく日本のエネルギーを背負っているので支援しようというムードが地域としては起きないわけですね。新潟、福島等も大変な立地県ですが、そことは違いまして、福井県が常に何か今冷淡な態度をとっているということは、そういうまだら模様の支援があるということ。
また、この長期交付金もどうしてもハードに、箱物に偏ってくると。福祉関係も対象になっていますが、公立幼稚園は支援するけれども、私立幼稚園は支援しないと。私立幼稚園に対して、一律町が助成金を出しているんですが、私立幼稚園は助成しないと。あるいは路線バスを町が肩がわりして負担してやるようになったけれども、そういうものに対してこの金は使っちゃだめだということで、いろいろ足かせがありまして自由にならないといったことであります。
資源エネルギー庁に伺いますが、今後、この長期交付金につきまして、今言った問題を含めて、もっと地域の方が満足いただけるようなことにしていただけるか、お伺いします。