小野清子の発言 (文教・科学委員会)

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○小野清子君 しかし、施設整備というのはなかなか大変でございまして、ぎりぎりまでアルペンの場合には会場の整備がうまくいかなかったりしたせいもあります。日本の場合には、大会になりますと立派に運営されるわけですけれども、通常の練習の施設というものが非常にお粗末でございます。そういった意味におきましては、今回、施設等の整備がさらに拡充、充実されていくということが必要でございますし、またそれが市民スポーツにとりましても大変大きく功を奏するところだと思います。
 また、あれだけのすばらしい施設をつくられたその今後の運営、利用というものは大変費用がかかるわけですね。そういった意味におきましても、これからのあの長野の施設設備をさらに利用、活用することと運営する上で大変大きな課題があろうかと思います。
 と申しますのは、スケートリンクなどは大変お金がかかります。通常は、スケートの選手が練習するときにでも、真夜中とか超早朝しか使えませんし、そういった中において、選手としてあのような脚光を浴びる以前に、日ごろのトレーニングで非常に大きな経済的負担を個人が担いながらあの大会に参加をしているわけでございます。
 そういった意味からは、スポーツといいますと文部省でございますけれども、これからの時代は文部省一つがああいう施設を経費上も賄っていくことは私は大変なことじゃないかと思うんです。諸外国の様子を視察させていただきましたときに、例えば日本の場合ですと、オリンピック選手が使いますと、その競技場は選手の者だけしか使わせてくれないという何かしら伝統があるんですけれども、外国へ行きますと、一部分を選手が使い、一部分を市民スポーツが使い、一部分を身障者が使いというぐあいに非常に細かく分けまして、あらゆる分野の人が一堂に会して利用しているといういい点があります。
 ですから私は、文部省、厚生省、労働省等々が、例えばああいう施設を今後利用する上でもまさに壁を取り払った形でやっていくのが経済的にも、健康長寿社会実現等々の意味も含めてあらゆる意味で大事なことではないかと思いますけれども、その辺の御感想等々もお聞かせをいただければと思います。

発言情報

speech_id: 114215074X00819980312_005

発言者: 小野清子

speaker_id: 7082

日付: 1998-03-12

院: 参議院

会議名: 文教・科学委員会