北岡秀二の発言 (文教・科学委員会)
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○北岡秀二君 ありがとちございました。
大臣の所信の中にも家庭の教育の問題についてもろもろ触れておられます。家庭教育に対して行政サイドからどういうふうな形で切り込んでいけるかというのはかなり難しい部分もありますが、これは大変重要なことでありますし、特にきょうは科学技術庁長官もおいでで、お二人の大臣とも将来を担う新しいリーダーということでございますので、ぜひともそういう部分で強力にそのあたりを推進していただきたいと思う次第でございます。
谷垣長官もおいでいただいております。科学技術庁の問題について、これも基本的な大きな意味での質問を二、三点させていただきたいと思います。
御承知のとおり、非常に経済界が閉塞状況、将来に対する経済的な観点からの夢を喪失しておる、二十一世紀の日本ということを考えていったときに明るい材料はなかなか見つからないというような状況の中で、これは原点を考えてみますときに、日本は貿易立国である、そしてまた技術大国である、さらに人間で勝負しておるというような国でございます。おのずとこれは科学技術という部分の占める役割、そしてまた、そういう科学技術をどんどん世界に先んじて新しい部分を開拓していくというのは日本にとりまして非常に大きな重要課題でございますし、なおかつ、そういう面から申し上げると科学技術庁の担われておる使命というのは非常に大きなものがあろうかと思うわけでございます。
このような科学技術創造立国ということで、実現に向けた科学技術の振興は我が国の最重要施策、課題の一つであり、こういう関係から議員立法によりまして科学技術基本法が制定され、これに基づいて平成八年七月から科学技術基本計画が策定されたところであります。この計画によりますと、科学技術の重要性とあわせて科学技術関係経費の倍増を達成することが掲げられておるわけでございます。このために必要な経費として平成八年度から十二年度までに十七兆円が必要という状況であります。しかしながら、これも御承知のとおり、財政再建、財政構造改革というような我が国が直面しておる状況を考えてみましたときに、こういう科学技術の積極的な振興が重要であるにもかかわらず、非常に大きな障害があるという状況だろうと思います。
そういうことで、まず長官に、科学技術創造立国の実現に向けた取り組みについてお伺い申し上げるのと、特に、科学技術基本計画において必要とされている十七兆円の目標をどのように達成されていかれるおつもりであるのか、お伺いを申し上げます。