豊嶋秀直の発言 (法務委員会)

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○政府委員(豊嶋秀直君) まず最初のお尋ねの、オウム真理教が将来危険な兆候なり暴力主義的破壊活動を再開したという場合に、もう一度規制請求ができるかどうかという点でございますが、これは法的に十分可能でございまして、団体規制というのは刑事罰と違いまして純然たる行政処分でございますので、一事不再理の原則というのは適用されません。したがって、団体規制の要件である将来の危険性が十分証明できるというような事実が判明した場合には、その点を整備いたしまして再度規制処分を請求することは十分可能でございまして、公安調査庁といたしましては、今後の教団の動向いかんによっては再請求することもあり得ることを前提に置いて、念頭に置きまして調査に当たっているところでございます。
 なお、再度請求は可能であろうとの点につきましては、昨年一月に出されました公安審査委員会の決定の中でも明示されているところでございます。
 もう一つの破防法を改正すべきじゃないかという御趣旨の御質問についてでございますが、現行の破防法が社会情勢や時代の変化に照らして果たして適正なものであるか否かにつきましては、公安調査庁の内部でもかねていろいろ検討してきたところでございます。
 また、先般のオウム真理教に対する規制請求の手続の過程でいろいろな問題が発生してきまして、現行の破防法にはいろいろな問題点があるというふうにも考えられまして、したがって、将来破防法の改正の可否というものも視野に入れながら種々の検討を行っているところでございます。

発言情報

speech_id: 114215206X00319980312_014

発言者: 豊嶋秀直

speaker_id: 17583

日付: 1998-03-12

院: 参議院

会議名: 法務委員会