橋本龍太郎の発言 (本会議)

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○国務大臣(橋本龍太郎君) 小林議員にお答えを申し上げます。
 まず、動燃改革についての評価及び国民の信頼回復についてお尋ねがありました。
 動燃改革の内容は、事業をスリム化するとともに、安全確保を旨として、適切な情報公開により業務運営の透明性を確保しながら、裁量権と責任を明らかにした体制を整備するのが妥当と判断しております。今後とも職員の意識改革を初め改革の努力を継続し、国民の信頼を回復していくことが重要だと考えております。
 また、適時適切に業務を見直すべきだという御指摘をいただきました。
 動燃問題の原因の一つは業務の肥大化であり、機構においては核燃料サイクルの技術的な確立に必要な業務に限定をしております。今後とも、スクラップ・アンド・ビルドの考え方も踏まえながら、定期的に業務を見直し、必要な場合には民間等に業務を移管するなど適切に対応してまいりたいと思います。
 次に、プルトニウムの利用の見きわめがつくまで使用済み燃料を保管すべきという御意見をいただきました。
 資源の乏しい我が国としては、使用済み燃料を再処理して回収されるプルトニウム等を再利用することとして、まずプルサーマルを進め、プルトニウム利用を着実に推進することが重要ではないかと考えております。
 次に、原子力施設の解体廃棄物の処分についてお尋ねがありました。
 解体で生じる廃棄物のうち、放射性廃棄物は一部であり、大部分は産業廃棄物と同様に扱われるものであります。この放射性廃棄物については、放射能レベルに応じて適切に区分をし、既に処分が行われている原子力施設の運転に伴って生じる放射性廃棄物と同様に、安全確保を大前提として合理的に処理、処分を進めてまいりたいと思います。
 次に、原子力発電所の高経年化対策につきましてのお尋ねをいただきました。
 通商産業省におきまして、平成八年四月、「高経年化に関する基本的な考え方」に関する報告書を取りまとめ、高経年化した原子力発電所の点検、検査の充実等、安全確保のための具体的な取り組みについて基本的な方針を示したところでありまして、今後も高経年化対策に万全を期してまいりたいと思います。
 最後に、御忠告をいただき、ありがとうございました。
 残余の質問につきましては、関係大臣から御答弁を申し上げます。(拍手)
   〔国務大臣谷垣禎一君登壇、拍手〕

発言情報

speech_id: 114215254X02219980422_011

発言者: 橋本龍太郎

speaker_id: 24487

日付: 1998-04-22

院: 参議院

会議名: 本会議