宮澤喜一の発言 (金融安定化に関する特別委員会)
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○宮澤国務大臣 各党のお力添えによりまして関連法案が願わくは本日中に衆議院で成立するという情勢を祈っておるわけでございますが、そうなりました場合に、今までアメリカが心配しておりましたのは、一つは、長銀問題ということに象徴される長い間の国会における御論議がいつ終結するかということであったわけでございますが、それが今度法案の衆議院通過という形で、参議院の問題は残っておりますけれども、ここまで来たということはアメリカとしても評価をしておることと思います。
ただ、御指摘のように、先般の小渕・クリントン会談の際に、いわゆる今の私どもの言葉で申せば早期健全化スキームというのがあそこにございますクリントンの発言の背景でございますから、その問題についての処理はまだついていないなということは当然先方も大変に関心を持っておりまして、殊に、最近、ウォールストリートにおきまして御承知のようにヘッジファンドが倒壊いたしましたときに、ニューヨーク連銀の総裁が主導して各行から金を集めてこれに対処したというまことに異例なことがあったばかりでございますので、そういうような意味での健全化スキームがどうぞこの国会で成立してほしいということは当然先方が申すことであろうと思っております。