額賀福志郎の発言 (決算行政監視委員会)
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○額賀国務大臣 先ほど申し上げました中間報告の中で、今原田委員長が御指摘のように、防衛庁の幹部が強制捜査の入る直前に自己の所有する文書について自宅に持ち帰るなどの行動を起こしたことが明らかになっております。
このことは、強制捜査直前に行われたという点で国民の疑惑を招いたことは事実であり、公務員としてあるまじき行為である。その意味におきまして、強く反省を迫られなければならないし、また、私どももみずからの問題として厳粛に受けとめていかなければならないというふうに思っているところであります。
この問題については、司法当局が証拠隠滅に該当するかどうかについては判断をなされると思っておりますけれども、私どもは、これが、先ほど言いましたように、国民の皆さん方に不透明感を与え、また信頼関係を損ねたというふうに思っておりますので、これを受けとめて、事実関係をさらに明らかにした上で厳正な処置をしていかなければならないというふうに思っております。
なぜ組織的でないのかということについては、これらはいずれも、それぞれの幹部がみずからの判断で自己の保管する資料を執務室外に移転させている事例であり、組織的に行われたという認識はしなかったというところでございます。
いずれにいたしましても、この点についてはさまざまなことが、東京地検で資料を持っていっておりますので、判断がなされるものと思っております。
私といたしましては、こうした事態が再び起こることがないようにするためにはどうしたらいいかということを考えなければならないというふうに思っております。
そのうちの一つは、やはり私を含めて防衛庁職員が全員、これまでに起こったことについてみずからの問題として厳しく受けとめまして、徹底した、言ってみれば綱紀粛正を図っていかなければならないということであろうと思っております。
もう一つは、今委員長がおっしゃるように、引き続いて調査を進めまして、事実関係を明らかにして国民の前にお示しをし、その上で厳正な処置をしていくことが大事であるというふうに思っております。
その上で、私は、一つは、調達本部のこれまでのあり方について、やはり背任事件を起こした原点でありますから、これまでの組織、運営のあり方に問題があったのかどうか、そういうものをきちっと洗い出しをして、そして調達システムを透明なものに、オープンなものにしていくことが必要である。そのためには、調本の抜本的な改革を行い、調本の解体をも視野に入れたそういう出直し的な改革が必要であろうというふうに思っているところであります。
もう一つは、やはり今度の事件に関連をいたしまして、防衛庁と天下りの問題について御批判を受けておりますので、この問題につきましても、自衛隊員の再就職の問題について原点に返ってルール化をして、国民の皆さん方に御理解を得るような形をつくっていかなければならないというふうに思っているところでございます。
今後とも全力を挙げて事実を解明をし、そして諸改革を断行して防衛庁の信頼をかち取ってまいりたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げる次第であります。