堺屋太一の発言 (商工委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○堺屋国務大臣 御指摘のように、日本の経済は目下極めて厳しい状況にあります。需要項目別に見ますと、特に落ち込みの大きいのが設備投資と住宅建設でございまして、ともに二けた、設備投資の方が一〇・一%、住宅の方が一一・六%ぐらい前年を下回りそうだという計算になっております。また、従来伸び続けてまいりました個人消費も〇・九%のマイナスということで、各需要とも低迷しております。
 輸出の方は、欧米向けはまずまずでございますが、アジア向けが減少いたしましたので、横ばいでございます。輸入が国内需要の激減で減っておりますので、国際収支は十六兆六千億円の黒字になるだろうと見込まれております。
 以上のような数字から見まして、当初、昨年の暮れに経済企画庁が見通しました一・九%の経済成長はとても不可能でございまして、今のところ、当庁の見通しでは一・八%のマイナスということになっております。
 また、特に憂慮すべき問題といたしまして雇用情勢がございまして、八月末には失業率が四・三%、失業者の原数が三百万人に近づくというような状況になっております。この状況は非常に憂慮すべきものだと思っております。
 二年連続でGDPがマイナスになる。したがいまして、来年度はぜひマイナスにならないような経済運営を考えなければならないと、強い決意で目下各種政策を検討中でございます。

発言情報

speech_id: 114304461X00819981013_005

発言者: 堺屋太一

speaker_id: 30364

日付: 1998-10-13

院: 衆議院

会議名: 商工委員会