松崎俊久の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○松崎俊久君 今のお答えの中にありました肺がん及び自殺の問題、沖縄はどの病気も本土より低いからこそ長寿なわけでありますが、ただ本土より突出しているものがあります。それは男の肺がん、女の肺がん、さらに男の自殺であります。
この問題がどこから来ているかというのは大変興味のあるところでありますが、肺がんの問題を特に男に限って追求してまいりますと、ある一定の年齢に固まっていることがわかります。こういう現象は他県には見られません。現在、六十五歳から八十四歳までの間の男性はずば抜けた日本一の肺がんの死亡率を示しております。ということは、恐らくこれは、沖縄が特に大気汚染がひどいとかあるいはたばこが特に多過ぎるとかというような証拠はどこにもございませんし、むしろ大気は本土よりもはるかにきれいであります。となりますと、何らかの環境的要因というものがこれにきいているものというふうに考えざるを得ません。
それで、私は長年この問題についていろんな角度から見てまいりましたが、学校、公共建築物、米軍基地並びに大きな建物の建設が焼け野原の沖縄に新興したわけでありますが、当時いわゆる建築労働者としてこの工事に関連した世代に非常に肺がんが多い、もちろん一対一の関係を追求したわけではありませんが。そうなってまいりますと、これは一応やはりアスベストを疑わざるを得ません。となりますと、アスベストの規制というものあるいは建築規制というものが恐らく琉球政府のもとではかなり本土とは違った形であったろうと思われます。復帰後もかなり本土よりもおくれたものと考えざるを得ません。
この問題について、建設省でしょうか、開発庁になりますか、アスベストの規制などについて、いわゆるいつごろからというようなことがもしわかりましたらお教えいただきたい。